「蜻蛉日記」の版間の差分

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歌人との交流についても書かれており、掲載の[[和歌]]は261首。なかでも「なげきつつひとりぬる夜のあくるまはいかに久しきものとかは知る」は[[百人一首]]にとられている。女流日記のさきがけとされ、『[[源氏物語]]』はじめ多くの文学に影響を与えた。また、自らの心情や経験を客観的に省察する自照文学のはしりともされている。
 
なお兼家への恨み言を綴ったもの、ないし復讐のための書とする学者もあるが、[[今西祐一郎]]は、作中に兼家の和歌が多数収められていることなどから、兼家の協力を得た、宣伝のための書ではないかという説を唱えている。
 
== 参考文献 ==