「和泉式部日記」の版間の差分

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==内容構成==
[[長保]]5年([[1003年]])4月〜[[寛弘]]元年([[1004年]])1月までの数ヶ月間の出来事をつづる。恋人[[冷泉天皇|冷泉帝]]第三皇子弾正宮[[為尊親王]]が前年[[長保]]4年に薨じ、また為尊親王との恋のため父親にも勘当され、さらに夫[[橘道貞]]との関係も冷めたものとなって嘆きつつ追憶の日々を過ごしていた和泉式部のもとに、為尊親王の弟[[冷泉天皇|冷泉帝]]第四皇子帥宮[[敦道親王]]の消息の便りが届く。その後帥宮と和歌や手紙などを取り交わし、また数度の訪問を受けるうちにお互いを深く愛する関係となり、最終的に和泉式部は帥宮邸に迎えられる。この間の和歌の取り交わしと、この恋愛に関する和泉式部のありのままの心情描写が本作品の大きな特色である。
 
==参考文献==
和泉式部日記 (角川ソフィア文庫 85 ビギナーズ・クラシックス) ISBN 4048574175
 
==関連項目==