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2008年9月26日 (金) 16:43時点における版

AH-J3002Vは、日本無線が開発製造し、DDIポケット(現ウィルコム)が販売していたPHS端末である。ここではほぼ同一の仕様を持つAH-J3001Vについても解説する。

DDIポケット(現ウィルコム) AH-J3002V
キャリア DDIポケット(現ウィルコム)
製造 日本無線
発売日 2003年4月1日
概要
CPU Mobile-SH
音声通信方式 PHS
(1.9Ghz)
データ通信方式 1xパケット方式、PIAFS2.0
形状 折りたたみ型
サイズ 94.5 × 49 × 24.5 mm
質量 96 g
連続通話時間 約8時間
連続待受時間 約800時間
充電時間 約210分
外部メモリ なし
日本語入力 Compact-VJE
電子決済機能 なし
赤外線通信機能 なし
Bluetooth なし
ワンセグ なし
メインディスプレイ
方式 SF液晶
解像度 128×160ドット
サイズ 2.0インチ
表示色数 65,536色
サブディスプレイ
方式
解像度 96×32ドット
サイズ
表示色数 7色
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
インテリジェントシルバー
ノーブルブラック(AH-J3001V)
ミスティックラベンダー(AH-J3002V)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト


概要

DDIポケットのAirH"Phone第一弾として、日本の携帯電話PHSで初めてパケット定額制に対応した端末である。H"LinkやPメールDXといったこれまでの独自コンテンツ形式を廃し、代わりにC-HTMLブラウザを搭載し携帯電話向けのWEBページを閲覧できる。端末単体でのインターネット接続の際にもDDIポケットが用意したClub AirH"という接続サービスのみならず、他のインターネットサービスプロバイダを選んで接続が可能。またDXメールやSoundMarketへの対応を省き、POP3メール対応、αPHS子機非対応、外部接続端子をαPHS方式からmini USB端子に変更するなど、これまでのDDIポケット独自の機能を廃しパソコンとの親和性を高くしたことが特徴である。着信メロディも独自形式のfeel sound形式に加えMIDI形式も利用可能。国際ローミングにも対応とこれ以降のDDIポケット端末のあり方を定義したエポックメイキング的端末といえる。しかし一方で液晶画面が当時の水準としても質の低い物であるなどデータ通信に軸足を移していた当時のDDIポケットの台所事情も伺える。 開発を担当した日本無線はかつてアステルでAJ-51というオープンインターネット対応PHSを発売したことがあり、その後継機と見ることも出来る。 AH-J3001VはAH-J3002Vから背面液晶を省き、カラーバリエーションを変更した廉価機という位置づけである。機能面での差違はない。 当初は初回生産分の6万台にのみUSB接続ケーブルが同梱されるとあったが、実際は販売末期にも同梱されていた。USBケーブルはその後のウィルコム音声端末にも一部を除き標準で同梱されるようになる。 なお、AH-J3001VとAH-J3002Vは日本無線が製造した携帯電話・PHSの中では唯一の折りたたみ式端末である。(2008年現在)

沿革

発売後も、2年を超える長い期間にわたってファームウエアが更新され続けた事も特筆すべき点である 2003年2月27日 - 新ブランドAirH"Phoneとして2機種を発表。 2003年4月1日 - 発売 2003年4月23日 - ファームウエアVer.1.14を公開 2003年5月8日 - ファームウエアVer.1.15を公開 2003年6月11日 - ファームウエアVer.1.16を公開 2003年7月16日 - ファームウエアVer.1.20を公開。PBXに新たに対応 2003年9月17日 - ファームウエアVer.1.21を公開 2003年12月15日 - ファームウエアVer.1.25を公開。タイでの国際ローミングに対応。 2004年3月17日 - ファームウエアVer.1.27を公開 2004年7月1日 - ファームウエアVer.1.28を公開 2004年12月15日 - ファームウエアVer.1.33を公開 2005年4月1日 - ファームウエアVer.1.40を公開。ウィルコムへの社名変更に対応してメニューが一部変更されている。 2005年7月15日 - ファームウエアVer.1.43を公開。


外部リンク