「ヒンドゥスターニー音楽」の版間の差分
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今日これらの流派が北インド古典音楽の中心的な流派である。ドゥルヴァ音楽は18世紀に復興したダーガル家などが少数ある程度で、ラクナウやジャイプールの器楽シタール、サロードの演奏家は極めて少数である。またサーランギによる器楽、民謡楽器であった竹の横笛バンスリによる器楽、カシミールのスーフィー古典音楽楽器であった打弦楽器サントゥールによる器楽も非常に盛んである。しかし、これらはいずれも20世紀になってから古典音楽楽器となったものである。今日アンチ・ドゥルヴァ音楽が生まれた当時の器楽独自の音楽は消滅しつつあり、声楽・器楽の違いから、古典音楽、花柳界音楽の違いさえ無くした汎北インド古典音楽(ラーガ音楽)という一種類の音楽が中心である。昔の演奏家は、初めの5分でラーガ(数百種ある旋法)が伝わり次の5分で流派のスタイルが伝わり、個人の個性は1時間以上後に初めて表現された。作曲された部分だけでも20分近くは要した。しかし近代の演奏家は、ほんの4小節程の作曲部を弾くとすぐにアドリブに入る。今や初めの5分で流派、次の5分で個性を伝えないと音楽業界では生き残ってゆけないのが現実である。
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