「マッキューン=ライシャワー式」の版間の差分

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'''マッキューン=ライシャワー式'''は、[[朝鮮語]]の[[ラテン文字]]転写の方法の一つである。
 
この表記法は[[1937年]]に[[ジョージ・M・マッキューン]]と[[エドウィン・O・ライシャワー]](知日派米国人、後の駐日大使)の二人の[[アメリカ合衆国|アメリカ]]人によって考案された。これは[[ハングル]]に対応させて転写するのではなく音声を表記するためのものであり、国外で多く使われている。
 
[[大韓民国]]では、[[1984年]]から[[2000年]]までは公式に使用されていたが、現在では[[文化観光部2000年式]]が使われている。一対一の字訳である[[イェール式]]もあるが、それは主に言語学などの学術的文章に用いられるのみである。また、[[20世紀]]初頭には、朝鮮語を[[キリル文字]]で表記しようという試みもあった。現在でも北朝鮮ではラテン文字表記だけでなくキリル文字表記の方法も規範化している。