「日本医療機能評価機構」の版間の差分

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== 設立のルーツ ==
日本医療機能評価機構は、医療の質の向上を目指す米国の民間組織医療施設認定合同機構(JCAHO)の日本版として誕生した。
[[JCAHO]] (The Joint commissionCommission on Accreditation of Healthcare Organization)は、1910年に設立された組織。
ミッションとしては「連続的な安全性とケアの質を、国民の医療および関連サービスを通じて提供されるサービスの改善について、医療機関のサポート能力を改善する」とある。
この組織では、医療の質の改善に積極的であったメリーランド州を中心に、病院の標準化のシステムを提案。このシステムでは、各病院での長期治療効果を決定するために十分な治療を行ったかどうかをすべての患者について追跡調査し、治療効果がなかった場合は、病院としてその理由と将来的にどのように改善するかを調査し改善策を指摘した。いわゆる航空機事故によく行われている、インシデントアクシデント、ヒヤりハッと、フューエルセーフなどの考えがある。
*[[1918年]]:病院への立ち入り調査を実施
*[[1926年]]:18ページの基準マニュアルの作成を行う。
*[[1950年]]: 3200以上の病院が、基準マニュアルをクリアする。
*[[1964年]]: 有料のサーベイを開始する。
*[[1965年]]: メディケア法案が可決。JCAHの認定病院が、メディケア適用医療機関とみなされるようになる。
*[[1966年]]: 長期ケアのための認定を開始する。
*[[1970年]]: 精神科施設設備の認定について、薬物乱用のプログラムやコミュニティへの参画を盛り込んだ精神的健康プログラムを開始。
*[[1975年]]: 外来医療施設の認定を開始。
*[[1983年]]: ホスピスケア認定を開始。
*[[1995年]]: 病院,在宅,精神医療など各領域ごとに患者のケアの視点の評価から、重視すべき各機能の行為に焦点をおいた評価体系へ変更。
*[[2004年]]: 新しい認定プロセスと、ビジョン発表。