「石見銀山ねずみ捕り」の版間の差分

亜ヒ酸、硫砒鉄鉱
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(亜ヒ酸、硫砒鉄鉱)
'''石見銀山ねずみ捕り'''(いわみぎんざんねずみとり)は[[江戸時代]]、[[石見国]][[笹ヶ谷鉱山]]で[[銅]]などと共に採掘された砒石すなわち[[硫砒鉄鉱]]([[三酸化二ヒ素|亜ヒ酸砒素]]などを含む)を粉砕焼成して作られた[[殺鼠剤]]([[ねずみ捕り]])であり主成分は[[三酸化二ヒ素|亜ヒ酸]]。単に「[[石見銀山]]」や「猫いらず」とも呼ばれ、広く使われる。'''実際の「石見銀山」では産出されなかった'''が、その知名度の高さにあやかるため「笹ヶ谷」とは呼ばなかった。[[毒薬]]として[[落語]]・[[歌舞伎]]・[[怪談]]などにも登場する。
 
[[ヒ素|砒素[[化合物]]は一般に猛毒であり、[[毒物及び劇物取締法]]により厳しく取り締まられ、幼児・愛玩動物・家畜などが誤食すると危険なため現在では殺鼠剤としては使われていない。また笹ヶ谷鉱山は既に廃鉱となる。
 
笹ヶ谷鉱山(現在の[[島根県]][[鹿足郡]][[津和野町]])は、戦国時代から銀を産出していた石見銀山(同県[[大田市]]大森町)と共に戦略上から幕府直轄領(いわゆる[[天領]])とされ、大森奉行所(のち[[代官所]]に格下げ)の支配下とされたので無関係ではないが、砒素の産地が何処であるか(''正しくは前者'')については混乱も見られる。[[元禄]]期には銀山の産出が減る一方で、その後も笹ヶ谷からの殺鼠剤販売が続き名前が一人歩きするようになった為、と考えられている。
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