「ボズワースの戦い」の版間の差分

リチャードの部隊指揮官である[[ジョン・ハワード (初代ノーフォーク公)|ノーフォーク公ジョン・ハワード]]が戦死し、中立を保っていたスタンリー卿とノーサンバランド伯も相手方に就いたため、リチャードは戦況をひっくり返すために勇敢な（だが自殺行為とも言える）突撃を敢行した。突撃する先は、主戦場から離れた所に帯陣していたヘンリーの部隊である。この突撃で、リチャードはヘンリーの旗手であるウィリアム・ブランドンを殺すほどに深く切り込んだ。だが、リチャードの視界にヘンリーが入ってきた時、スタンリー卿の軍隊が割って入って、ヘンリーの軍を包囲してしまった。

 

 

イングランド国王として戦死したのは、リチャードが2番目であり（1番目は[[1066年]]の[[ヘースティングスの戦い]]で[[ハロルド2世 (イングランド王)|ハロルド2世]]が[[ウィリアム1世 (イングランド王)|ノルマディー公ギョーム]]に殺された）、最後の王となる。リチャードの遺体は、不名誉にも勝利者によって埋葬された。