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'''プリンセス・ロイヤル''' （'''Princess Royal'''<ref>[http://www.royal.gov.uk/output/Page5660.asp The Royal Family: Royal Titles. "Style and Title of the Princess Royal." - Royal.gov.uk] Retrieved [[16 June]] [[2008]].</ref> ）は、[[イギリス]]国王または女王の長女に与えられる称号。出生と同時に自動的に与えられるのではなく、慣例として与えられる称号である。この称号は生涯使用され、現プリンセス・ロイヤルが存命中に、当時の国王の長女たる王女がプリンセス・ロイヤルの称号を名乗ることはない（特に現女王[[エリザベス2世 (イギリス女王)|エリザベス2世]]は、叔母にあたる[[メアリー (ヘアウッド伯爵夫人)|メアリー]]王女が1965年に亡くなるまでプリンセス・ロイヤルを名乗っていたため、プリンセス・ロイヤルとはならなかった）。現時点まで、7人のプリンセス・ロイヤルが存在した<ref>[http://www.heraldica.org/faqs/britfaq.html#p2-34 Frequently Asked Questions for Alt.talk.royalty: "Who were the princesses who bore the style 'Princess Royal'?" - Heraldica.org] Retrieved [[16 June]] [[2008]].</ref>。現在のプリンセス・ロイヤルは、エリザベス2世の長女[[アン (イギリス王女)|アン]]である。
この称号は、[[フランス王国|フランス]]王女で[[チャールズ1世 (イングランド王)|チャールズ1世]]妃であった[[ヘンリエッタ・マリア]]が、自分の長女[[メアリー・ヘンリエッタ・ステュアート|メアリー・ヘンリエッタ]]（のちに[[オラニエ公]][[ヴィレム2世 (オラニエ公)|ヴィレム2世]]妃となる）に、母国フランスで国王の長女に与えられる称号[[マダム・ロワイヤル]]（[[:en:Madame Royale]]）を模した称号を与えて欲しいと願ったことで創設された。称号は王家の認証状（[[:en:Warrant (Law)]]）で授けられ、王家の合法的な法的拘束力のある免状（[[:en:Letter Patent]]）によって授けられるのではない。君主の長女に自動的に与えられないが、在位している君主の選択の自由から贈られる。
[[ジェームズ2世 (イングランド王)|ジェームズ2世]]の長女[[メアリー2世 (イングランド女王)|メアリー]]、そして[[ジョージ1世 (イギリス王)|ジョージ1世]]の一人娘[[ゾフィー・ドロテア・フォン・ハノーファー|ゾフィア・ドロテア]]は、プリンセス・ロイヤルの資格があったが、2人とも授けられていない。
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