「蛇の目」の版間の差分
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'''蛇の目'''（じゃのめ）とは[[ヘビ]]の[[目]]を元にした同心円を基調としたデザインの[[模様]]の一つである。▼
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[[二重丸]]の中を塗りつぶした図形のことを蛇の目という。[[英語]]では、「{{Lang|en|Fisheye}}（[[魚]]の目）」と表す。
'''蛇の目'''（じゃのめ）とは[[模様]]の一つである。▼
▲[[ヘビ]]の[[目]]を元にした同心円を基調としたデザイン。
▲== 用例 ==
[[Image:Japanese Weather symbol (Fog).svg|thumb|right|100px|日本式天気記号「霧」]]
* [[蛇の目ミシン工業]] - ミシンで使われる糸巻が蛇の目を思わせる形をしていることからこれを自社ブランドとして名乗った。▼
* [[蛇の目の砂]] - [[相撲]]で、土俵際の判定のために整備される土俵のすぐ外に撒かれる砂のこと。かつて[[土俵]]が二重であったときの名残である。▼
* イギリス軍の航空機のマークも蛇の目と呼ばれている。▼
▲* [[統一モデリング言語|UML]]の[[ステートマシン図]]や[[アクティビティ図]]などでは、終了状態を表す。
=== 符号位置 ===
{| class="wikitable" border="1" style="text-align:center;"
!記号!![[Unicode]]!![[JIS X 0213]]!![[文字参照]]!!名称
{{CharCode|9673|25C9|1-3-27|蛇の目}}
|}{{-}}
== 家紋 ==
[[Image:Japanese Crest janome.png|thumb|right|100px|弦巻紋 蛇の目]]
[[弦巻 (武具)|弦巻]]は弓の弦を巻着付けるためのもので腰あたりに付ける籐などで造られた武具である。その形状が蛇の眼に似ていることから、蛇の目と呼ばれるようになった<ref name="加藤">加藤秀幸他『索引で自由に探せる家紋大図鑑』新人物往来社 1999年</ref>。
単体で、または組合せるなどして用いられる。単独の「蛇の目」のほかに「三つ盛蛇の目」「蛇の目九曜」などの種がある。主に、外枠として用いられるときは、輪紋の「太輪」より太い「厚輪」、それより太い輪のことを「蛇の目輪（じゃのめわ）」という<ref name="加藤"/>。
===用例===
[[加藤清正]]などの[[加藤氏]]や[[堀氏]]などが用い、[[安土桃山時代]]の[[軍旗]]では、[[石川忠総]]の「浅葱地に蛇の目」として用いられていた<ref>「諸将旌旗図屏風」芹沢美術館蔵</ref>
<br clear="all" />
== その他 ==
* [[蛇の目傘]] - 畳んだ状態が細身である[[傘|和傘]]のことを言う。本来は蛇の目に見えるように紙を張り付けたものをいった<ref>[http://www.dyan.sakura.ne.jp/romanjyanome/hikaku.htm 蛇の目傘の種類や見た目の違い 岐阜和傘専門店－中村屋傘店]</ref>。
▲* [[蛇の目ミシン工業]] - ミシンで使われる糸巻が蛇の目を思わせる形をしていることからこれを自社ブランドとして名乗った。
▲* イギリス軍の航空機のマークも蛇の目と呼ばれている。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}{{reflist}}
== 関連項目 ==
* [[丸印]]
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{{DEFAULTSORT:しやのめ}}
[[Category:模様]]
[[Category:家紋]]
[[Category:記号]]
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