「ATX電源」の版間の差分
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[[自作パソコン]]向けに1,000円台から数万円台の幅広い製品が販売されている。PCケースに付属される事も多い。[[CPU]]や[[ビデオカード]]の消費電力が増えたために、400W以上の製品が主流である。電源ケーブルを取り外せるプラグイン式電源も増えつつある。[[静音パソコン]]に特化した電源として、ファンを省いて外部に放熱用の[[ヒートシンク]]を付けたものや、[[ACアダプタ]]を接続できるものも存在する。
注意する点として、電源の電力供給量が少な過ぎると、システムの動作不安定や故障などを引き起こすことがある。電源そのものの発熱を抑えたい場合も、電源容量に余裕のあるものを購入するほうが望ましい。各電圧の許容電流値などは、説明書などでなるべく確認した方が賢明である。
廉価な物の中は、ピーク時の電力を総電力のように謳ったり、電解[[コンデンサ]]や[[チョークコイル]]などの部品点数を著しく省いた粗悪なものもある。「廉価品は使い捨て」と割り切って、1~2年程度で定期的に交換するユーザーもいる。さらには、重要な業務などに使用しているため故障が絶対に許されない環境で使用している者の中には、メーカー保証が受けられなくなる事を承知の上で、電源のケースを開封して内部のコンデンサなどの状態を定期的にチェックするという者も見られる。
また先述の通り、+5VSBはシャットダウン後も常にマザーボードなどに供給され続けているため、拡張カードなどのパーツ交換の際に主電源を切ること(或いはコンセントを抜く)を怠ると、故障の原因となる恐れがあるので注意が必要である。
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