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'''ロバート・トリヴァース'''('''Robert L. Trivers'''[[1943年]][[2月19日]]-)は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[進化生物学|進化生物学者]]。日本語ではほとんど常にトリヴァー'''ス'''と表記されるが、原音ではトリヴァー'''ズ'''。
 
[[互恵的利他主義]](1971)、[[親の投資|親の投資理論]](1972)、[[:en:Parent-offspring conflict|親子の対立]](1974)の理論提唱によってよく知られる。他にも自己欺瞞の進化の説明(1976,1982)、[[:en:Intragenomic conflict|ゲノム内の利害対立]](2004)などの理論を提唱している。またD.E.ウィラードと共に親の社会的地位や健康状態によって子の出生時[[性比]]が偏ることを予測した[[トリヴァース=ウィラード仮説]](1973)、H.ヘアと共に真社会性ハチの[[ESS]][[性比]]の偏りを予測した[[トリヴァース=ヘア仮説]](1976)を提唱している。人類学への進化学的なアプローチは彼の後輩で教え子に当たる[[レダ・コスミデス]]や[[ジョン・トゥービー]]らによる[[進化心理学]]の発展にも影響を与えた。おそらく、[[ジョージ・クリストファー・ウィリアムズ|ジョージ・ウィリアムズ]]らと並んでトリヴァーズは存命中の進化生物学者の中で最も影響力を持つ一人である。
 
== 経歴 ==