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[[1991年]](平成3年)には業者団体として「宇都宮餃子会」が発足し、行政と民間で協力して様々な企画を仕掛けたことが功を奏し、かつて国際観光都市「日光・鬼怒川」への通過点だった宇都宮が、餃子という大きな観光資源を得ることに成功した。任意団体として発足した宇都宮餃子会は[[2001年]](平成13年)に協同組合となり、登録商標「宇都宮餃子」の管理や組合直営店「来らっせ」3店舗(宇都宮2店、東京1店)の運営管理なども行っており、現在の組合加盟店舗数は70軒を超えている。こうした市内の餃子専門店の中には、市外に支店を進出させている店もあり、餃子ブームは宇都宮市内に留まらず[[栃木県]]内への広がりも見せている。
 
また[[宇都宮駅|JR宇都宮駅]]東口広場には、市が[[テレビ東京]]の番組『[[おまかせ!山田商会]]』と[[タイアップ]]しPR作戦を行った際、[[山田邦子]]が発案し地元産出「[[大谷石]]」の業者によって無償で制作された[[オブジェ]]『餃子像』が設置されていた。ビーナスが餃子の皮に包まれた姿を表現したユニークなもので、観光客の人気撮影スポットとなっている。<ref>東口駅前整備工事のため2008年10月6日午前、駅の西口バスターミナルへ仮移転させる作業中に不手際から転倒、脚と胴体部分が割れてしまった。[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081006-OYT1T00361.htm]落下させた業者の負担で割れた石の間にボルトを通し、セラミックボンドで接着させるなどの修服作業を行うととともに表面全体を薄く削り、コケの生えた身体をシェイプアップさせるという。修服された餃子像は11月迄に西口バスターミナル前に設置される。</ref>
 
同時に、宇都宮駅が[[駅弁]]発祥の地であることから「宇都宮餃子駅弁」も企画・販売され、現在も地元業者が数量限定で販売している。宇都宮駅構内の立ち喰いそば屋には餃子そばというメニューがあった。[[2005年]](平成17年)3月に廃止され、翌[[2006年]](平成18年)の同月に閉場となった[[宇都宮競馬場]]には、「宇都宮餃子会長賞」という冠レースがあった(廃止直前は「宇都宮餃子会長賞リーディングジョッキー賞典」、赤字経営だった同競馬場を支援する目的)。