「クルト・ヴュートリッヒ」の版間の差分

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==科学的な業績==
クルトは大学院生時代に[[電子スピン共鳴]]の研究を始め、「[[自動酸化]]反応においての銅化合物の触媒活性」を博士論文のテーマとした。バークレーでのポスドク時代に金属化合物の水和反応を解析する手段として、当時最新の技術であった[[核磁気共鳴分光法]]に取り組み始めた。ベル研究所に移ると、[[超伝導]]核磁気共鳴分光法の研究を任され、[[タンパク質]]の構造や動力学の研究を始めた。彼はその後ずっとこの研究を続けている。
 
スイスに帰国すると、ノーベル賞学者の[[リヒャルト・R・エルンスト]]らとともに2次元NMR法の開発の研究に取り組み始め、タンパク質間の距離を測る簡便な方法である核[[オーバーハウザー効果]]を開発した。