「ホロフェルネス」の版間の差分

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[[Image:Klimpt01.JPG|thumb|right|140px|[[グスタフ・クリムト]]画『ユディト I』(1901年)手に持っているのがホロフェルネスの首]]
'''ホロフェルネス'''([[ヘブライ語]]:'''{{lang|he| הולופרנס}}''')は[[第二正典]]『[[ユディト記]]』に登場する[[アッシリア]]<ref>[http://www.sptimes.ru/index.php?action_id=2&story_id=17479 Proof of Race]</ref>の将軍で、ネブカドネザル王(架空の存在と見られるが、一部仕え[[新バビロニア]]の[[ネブカドネザル2世]]とす将軍説もある)から、その統治への助力をしなかった西の国々への報復のため派遣された。ホロフェルネスはベトリアという町([[:en:Bethulia|Bethulia]]。一部にMeselieh<!--フランス語版ではMassalah-->のことだと言う説もある)を包囲した。町もほぼ降伏したが、[[ユディト]]という美しいヘブライ人寡婦がホロフェルネスの陣にやって来て、ホロフェルネスを誘惑した。そして、ホロフェルネスが酔いつぶれたところで、ユディトはホロフェルネスの首をはねた。ユディトはホロフェルネスの首をベトリアに持ち帰り、ヘブライ人は敵を打ち破った
 
アッシリアではなく[[新バビロニア]]の王[[ネブカドネザル2世]]が、その統治への助力をしなかった西の国々への報復のため、ホロフェルネスを派遣したと言われている。ホロフェルネスはベトリアという町([[:en:Bethulia|Bethulia]]。一般にMeselieh<!--フランス語版ではMassalah-->のことだと言われている)を包囲した。町もほぼ降伏したが、[[ユディト]]という美しいヘブライ人寡婦がホロフェルネスの陣にやって来て、ホロフェルネスを誘惑した。そして、ホロフェルネスが酔いつぶれたところで、ユディトはホロフェルネスの首をはねた。ユディトはホロフェルネスの首をベトリアに持ち帰り、ヘブライ人は敵を打ち破った。
 
ホロフェルネスはユディトとともに、[[ジェフリー・チョーサー]]『[[カンタベリー物語]]』の中の「修道院僧の話」や、[[ダンテ・アリギエーリ|ダンテ]]『[[神曲]]』「煉獄篇」(第12歌56-62)など、様々な小説、絵画、その他芸術作品に描かれている。