「ベネデット・マルチェッロ」の版間の差分

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[[アントニオ・ロッティ]]や[[フランチェスコ・ガスパリーニ]]に音楽を師事。だが、父親に[[法学]]に没頭するよう言い付かっており政界入りする。[[1711年]]には四十人議会の議員になり、[[1730年]]にはポーラの施政官に任命されるが、[[イストリア]]地方の気候によって健康を害し、8年後に[[カメルレンゴ]]の称号を得て[[ブレーシャ]]に隠退、同地にて他界した。
 
 
ベネデット・マルチェロは、未出版作品を含めて50点ほどしか遺さなかった兄アレッサンドロとは対照的に、作曲家として精力的で、700点近い作品が確認されている。ベネデットのこんにち最もよく知られている作品は、《詩的・音楽的霊感''Estro poetico-armonico'' 》([[1717年]]~[[1727年]]、[[ヴェネツィア]]出版)である。これは、[[詩篇]]第1番から第50番まで、通奏低音つきで曲付けされた作品であり、後に[[チャールズ・エイヴィソン]]によって高く評価され、[[1757年]]にロンドンで英詩を付けて出版された。
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[[1702年]]には自作の[[歌劇]]《受け入れられた信仰''La Fede riconosciuta'' 》を[[ヴィンチェンツァ]]で上演したにもかかわらず、[[オペラ]]の創作をあまり快く思っておらず、[[1720年]]には匿名で小冊子『当世流行劇場''Teatro alia moda'' 』を出版し、当時の歌劇をめぐる状況について、諷刺的に描き出した。このささやかな著作は、頻繁に再版された。これは読んで楽しいだけでなく、オペラの歴史に最も有意義な貢献を果たすものでもある。
 
===著作===
*『当世流行劇場』(小田切慎平&小野里香織 (翻訳)、未來社 ISBN 4624934288)
 
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===著作===
[[Category:バロックの作曲家]]
『当世流行劇場』(小田切慎平&小野里香織 (翻訳)、未來社 ISBN 4624934288)
[[Category:イタリアの作曲家|まるちえろ へねてつと]]
 
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