削除された内容 追加された内容
Point136 (会話 | 投稿記録)
m bot: sty
1行目:
'''盗塁阻止率'''('''とうるいそしりつ''')とは、[[野球]]における[[データ]]のひとつ。[[捕手]](キャッチャー)が、[[盗塁]]を試みた相手チームの[[走者]](ランナー)を、自分の送球によってアウトにした[[割合]]のこと。
 
==概要==
6行目:
捕手の肩の強さを数値化したものとして評価され、選手能力を示す指標のひとつとしてよく用いられる。ただし、捕手の強肩が知られている場合、走者はよほどの俊足ランナーがうまく投手のモーションを盗めた場合ぐらいしか盗塁をしようとしないため盗塁阻止率はさほど高くはならない。強肩捕手は盗塁走者をアウトにすることではなく盗塁をさせない事でチームに貢献する。捕手を評価するには、盗塁阻止率ではなくイニングあたり盗塁数を用いるべきである。また、盗塁を阻止するには、投手との連携や投手自身のクイックモーション及び[[牽制球]]の巧拙等にも影響されるため、一概に盗塁阻止率が低いことから捕手のみの責任とは言い切れないことは確かである。
前述のように強肩捕手は必ずしも盗塁阻止率が高くはならないが、弱肩捕手では明らかに低い数値となる。特に[[プロ野球]]の捕手において、低い盗塁阻止率はその選手の捕手としてのキャリアの終わりを示す。極端に低い盗塁阻止率は球史に残る大捕手の最終期に記録されることが多い。
プロ野球では一般に3~43〜4割あれば十分、5割あれば驚異的と言われる。[[古田敦也]]([[東京ヤクルトスワローズ|東京ヤクルト]])は[[1993年]]に盗塁阻止率.644、[[2000年]]に.630という驚異的な数字をマークしている。
 
===年間盗塁阻止率5割以上の記録(1969年以降)===