「フォード・エスコート (北米)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Pinot Nior (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
m編集の要約なし
4行目:
[[Image:3rd Ford Escort.jpg|thumb|250px|二代目後期型]]
[[Image:Ford ZX-2.jpg|thumb|250px|ZX2]]
''フォード・エスコート'''(北米)は[[フォード]]が北米地域で製造販売したコンパクトカーである。
 
初代モデルは欧州フォードの[[フォード・エスコート|エスコートMK3]]をベースに開発され、1981年モデルイヤーに、旧態化していたサブコンパクトカー、[[フォード・ピント]]の後継車種として登場した。 姉妹車として[[マーキュリー・リンクス]]も同時に登場した。米国フォードにとっては初めての前輪駆動車の生産となった。また、商業的にも成功し、1980年代を通して単一モデルとしては最も売れた米国車の一つとなった。
 
二代目は1991年に登場、[[マツダ・ファミリア]]と共通の車台を持ち、スタイリングは[[フォード・レーザー]]と同一であった。ただし北米仕様には日本では売られなかった5ドアワゴンも存在した。マーキュリー版は[[マーキュリー・トレーサー]]に改名された。通常モデルは旧型以来のフォード製1900cc41900cc 4気筒88馬力エンジンを積み、ライバルと比較するとアンダーパワーであったが、GTモデルのみはマツダ製1800cc127馬力エンジンが与えられ、当然のことながら日本車並みの動力性能を誇った。
 
1997年には大掛かりなフェイスリフトが行われ、3ドアハッチバックは落とされ、翌98年モデルからはエスコートZX2というスポーツクーペが追加された。このモデルは[[フォード・プローブ]]の代替車種でもあった。1999年にはワゴンとマーキュリー・トレーサーがラインナップから落とされ、セダンは2002年から[[フォード・フォーカス|フォーカス]]に代替され、2003年にはZX2も姿を消した。