「十脚目」の版間の差分

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[[胸部]]のあとの体節の[[付属肢]]は外肢の退化傾向が強く、内肢のみの歩脚状に発達する。一部の歩脚は鋏脚になる傾向があり、特に第一脚(第四胸肢)は強大な鋏になる例がよく見られる。
 
腹部は群によってその外見が大きく異なる。基本的には六節と尾節からなる。各体節には一対の腹肢があり、尾肢と尾節はまとまって[[尾扇]]を形成する。いわゆるエビ類では腹部は細長くて筋肉がよく発達し、付属肢が遊泳に使われるほか、腹部を大きく撥ねるように動かすことで急速な移動ができる。ヤドカリ類では節や付属肢の退化が見られる。カニ類では腹部の退化はさらに激しく、頭胸部よりはるかに短く小さくなり、その下面に折り畳まれる。
 
== 生殖と発生 ==