「ラモン・デッカー」の版間の差分

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判定負けとKO負けを恐れないフルスイングの強い回転力の攻撃と鬼気迫る闘志で「'''地獄の風車'''」と呼ばれた。パワー溢れるファイトが生んだ脅威のKO率により、ムエタイの本場タイでは「'''ダイアモンド'''」とも称された。
 
ムエタイの最高最大権威である二大殿堂の[[ルンピニー・スタジアム]](陸軍系)と[[ラジャダムナン・スタジアム]](王室系)のタイトルには恵まれなかったが、本場タイでは非タイ人初の二大殿堂のチャンピオン<ref>非タイ人のチャンピオンは藤原敏男ラジャダムナン・ライト級 約61.2kg以下、ムラッド・サリルンピニー・ジュニアウェルター級 約63.5kg以下、小笠原仁ラジャダムナン・ジュニアミドル級 約69.9kg以下、武田幸三ラジャダムナン・ウェルター級 約66.7kg以下の通算4人</ref>となった中で最高の評価を受ける藤原敏男と並び称される評価を得るタイ国の国民的英雄。
 
== 来歴 ==
* [[1986年]]、16歳で[[コー・ヘマーズ]]に入門(ヘマーズはオランダ・キックボクシング創成期の選手で、長い戦歴を誇るデッカーの唯一のトレーナー。後にデッカーの母親と結婚し、義理の父子となる)。デッカーとヘマーズは、2人で試行錯誤しながらトレーニング方法を作り上げることからスタートした。
* 入門から数か月後、KO勝利でプロデビュー。
* [[1987年]]11月、年齢制限の特例を受け、17歳でタイトルマッチに挑戦し、オランダ王者となる。
* [[1988年]]、2つの選手権でヨーロッパ王者となる。
* [[1989年]]12月、オランダにて[[マンゴンダム・シットチャン]]を激戦の末に僅差判定で破り、IMTA世界ライト級王者になる。
* [[1990年]]2月、オランダにて[[タイ王国|タイ]]の[[ルンピニー]]現役フェザー級1位(前王者)[[ナンポン・ノンキーパーフユット]]を判定で下し、IMF世界ライトウェルター級王座を獲得。再戦で敗れるも、以後、現役ルンピニージュニアライト級王者のチェアリー・ソー・ワニットを1RKO、ルンピニージュニアフェザー王者スーパーレック・ソンイーサンと互角の末、判定負け。ラジャダムナンジュニアライト級2位ソンバット・ソー・タニクンに判定勝ちするなど、ムエタイ一流選手と2勝2敗のその功績が認められ、同年11月にルンピニー・スタジアム・ライト級王座への挑戦が実現する(王者イッサラー・サックリーリンに判定負け)。外国人選手がムエタイ王座に挑むのが許されたのは、実に日本の[[藤原敏男]]以来の快挙である。この後、同国の将来有望な選手の称号である「ダイアモンド」と呼ばれる。
* [[1992年]]、ルンピニー・スタジアムにて、現役ライト級王者のコーバーン・ルークチャオメーサイトーンを1RKOする。タイで年間優秀選手の特別賞に選ばれる。同国で最も有名な外国人と言われた。以後も[[日本]]を含む多くの国の大会で活躍を続ける。
* [[1997年]]3月23日、[[オランダ]]で[[ライアン・シムソン]]と対戦し、2R終了時に左目負傷によりTKO負け。
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{{Fight-cont|○| [[ハッサン・カスリオイ]]| 3R KO| Night of Dynamite| 1997年10月11日}}
{{Fight-cont|×| [[ライアン・シムソン]]| 2R終了時 TKO(左目負傷)| オランダ<!--WPKL-->| 1997年3月23日}}
<!--{{Fight-cont|| [[フェルナンド・カエロス]]| 不明| 後楽園ホール| 1996年3月16日}}-->
<!--{{Fight-cont|| [[ヘクター・ペーナ]]| 不明| ワールド・チャンピオン・カーニバル| 1995年10月15日}}-->
{{Fight-cont|○| [[港太郎]]| 不明| マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟| 1995年6月2日}}
{{Fight-cont|×| [[サックモンコン・シットチューチョーク]]| 判定| ルンピニー・スタジアム| 1991年11月26日}}
{{Fight-end}}
 
{{節stub}}
 
=== 総合格闘技 ===
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* [[K-1選手一覧]]
* [[HERO'S選手一覧]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.diamonddekkers.com/ 公式サイト]
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
{{DEFAULTSORT:てつか らもん}}