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HATARA KEI (会話 | 投稿記録)
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=== 空気バネ ===
[[画像:Tobu 8000 series EMU 008.JPG|thumb|right|200px|ベローズ形空気バネ使用の[[住友金属工業]]FS056形台車([[東武8000系電車]])]]
[[画像:N700-air-spring.jpg|thumb|right|180px|[[新幹線N700系電車]]用のダイアフラム形低横剛性空気バネのカットモデル]]
空気の圧縮性を利用したバネ機構で、容積を大きくすることでコイルバネを上回る柔らかい特性のバネ設計が容易に行える。また、自動高さ調整弁(レベリングバルブ)を使用することで空積にかかわらず床面高さを一定に保て、容積拡大のための補助空気室(通常、台車枠を流用する)とバネ本体の間に絞り弁を挿入することで粘性減衰特性を得ることが可能であり、オイルダンパを必要としない。その反面、編成中に元空気溜管を引き通して大容量空気圧縮機を搭載するなどの処置が必要となる。
* [[蛇腹|ベローズ]]形 - 縦に蛇腹形になったもので、垂直荷重は受けるが、横変形には弱い。
* [[ダイアフラム]]形 - おわんを伏せたような形で、垂直荷重の他、横変形にも復元力が働くが用途によってその特性は異なる。
* 低横剛性空気ばね - 緩衝ゴムを重ねた円筒の上に下面が窪んだ円盤状の空気ばねを組み合わせたもの。主にボルスタレス台車に使用され、その名の通り横剛性を引き下げつつ上下方向のバネ作用を確保する。
 
== 関連項目 ==