「V型4気筒」の版間の差分

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4ストローク180°のクランクの爆発間隔の合計が720°ではなかった点等を修正
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== 特徴 ==
狭角V4は除いて通常の90°VバンクのV型4気筒エンジンについてのみ言及する。通常、左右(前後)のバンク間でクランクピンは共有される。クランクシャフトは180°と360°の2種類が主に使用される。同じ4気筒の直列(並列)エンジンに比べ、どちらの位相のクランクを持つエンジンも、全てのピストンが同時に停止する瞬間は無いが、点火間隔が270°空くタイミングが必ず発生し、等間隔燃焼にはなり得ない。
エンジン振動面では、90°のVバンク角を持つ偶数シリンダV型エンジンは、最小の2気筒でも優れているので、それを2組並べただけのV型4気筒エンジンも優秀となり、具体的には簡単なカウバラサーウェイトのみで1次振動は0で2次振動も直列4(並列)4気筒より少なくすることができる。
 
従って、一般的な直列4(並列)4気筒エンジンに比べ、特に低回転時に鼓動感のあるトルクフィーリングとなる。一転、高回転域では、その粒だった排気音からからは想像出来し難いが、滑らかなフィーリング。といったエンジン特性である。
 
180°のクランクを持つエンジンでは、隣合うピストンは対的な動きをすることになる。点火間隔は90°-180°-90°180°-270°。どちらかといえば、エンジンは高回転向きの特性となり、マルチと単気筒の中間的な味付けとされることが多い
 
360°のクランクを持つエンジンでは、隣合うピストンは同じように動き、交互に点火することになる。従って対向バンクのシリンダと合せて90°-270°-90°-270°の点火順序となる。これはつまり、2ストローク90°V型2気筒のエンジンと同じことであり、エンジンは高回転型。
 
360°のクランクを持つエンジンでは、隣合うピストンは同じように動き、交互に点火することになる。従って対向バンクのシリンダと合せて90°-270°-90°-270°の点火順序となる。これはつまり、2ストローク90°V型2気筒のエンジンと同じことであり、エンジンは高回転向きの特性となり、マルチと単気筒の中間的な味付けとされることが多い
 
== 主な採用車種 ==