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* [[とかげ座]]
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'''はくちょう座'''('''白鳥座''''''Cygnus''')Cygnus)は、[[星座]]であり[[トレミーの48星座]]のうちの1つ。
 
[[十字架]]型をしているので、'''北十字'''ともいう。[[キリスト教]]ではこの星座を、[[キリスト]]の磔の十字架と重ねて考えることがある。
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もう1つ有名な星は[[はくちょう座61番星]]である。この星には[[視差]]があることが判明し、これを元に最初に[[太陽]]との距離が計測された。距離は11.4光年で、太陽から非常に近い恒星のうちの1つである。
 
固有名を持つ星としては他に[[サドル (恒星)|サドル]](Schedar、γ Cygni)と[[ギェナー]](Gienah、ε Cygni)がある。[[はくちょう座16番星]]Bは、[[木星]]の1.5倍の質量の[[惑星]]を持っている。また、はくちょう座には、有名なX線源[[はくちょう座X-1]]がある。この星は、[[ブラックホール]]ではないかと考えられている星の1つである。
 
有名な[[変光星]]としては、η星の南西にあるミラ型変光星の[[はくちょう座カイ星|はくちょう座χ星]]とサドルの近くにあるLBVの[[はくちょう座P星]]、そしてρ星の近くにある半規則型変光星の[[はくちょう座W星]]がある。
 
== 天体 ==
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[[ギリシア神話]]では、はくちょう座に関する異なるいくつかの神話が伝わっている。
 
最も有名なのは、大神[[ゼウス]]が[[白鳥]]に化けた姿というものである。ゼウスは[[スパルタ]]王妃[[レダ]]に恋し、白鳥に化けて接近した。白鳥が去ったあと、レダは2つの[[卵]]を産み落とし、これが[[ふたご座]]の兄弟[[ポルックス]]と[[カストル (ギリシア神話)|カストル]]となった。
 
[[卵]]を産み落とし、これが[[ふたご座]]の兄弟[[ポルックス]]と[[カストル (ギリシア神話)|カストル]]となった。
 
別の説によれば、太陽の[[馬車]]を持ち出した[[パエトン]]が[[ゼウス]]の怒りにふれて[[エリダヌス座|エリダヌス川]]に落ちたとき、彼の姿を探し回る友人[[キュクノス]]を、パエトンの父神[[アポロン]]([[ヘリオス]]とも)が、天に上げてはくちょう座にしたという。
 
 
またある説では、[[琴]]の天才[[オルペウス]]([[こと座]]を参照)が死んだときに、音楽の神[[アポロン]]が天に上げてはくちょう座にしたという。
 
[[中国]]の[[神話]]では、はくちょう座は[[七夕]]伝説の'''[[ヴェガ|織女星]]'''と'''[[アルタイル|牽牛星]]'''を結びつける'''[[カササギ]]の[[橋]]'''である。
 
== 北十字星 ==
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[[Category:はくちょう座|*はくちようさ]]
[[Category:トレミーの48星座]]
[[Category:天文学に関する記事]]
 
[[af:Cygnus]]