「ボーイング777」の版間の差分

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そこでボーイング社は[[ボーイング767|ボーイング767-300]]とボーイング747-400の間の座席数の差を埋める機体を作るべく[[1986年]]暮れにそのクラスの機体の需要に関して市場調査を開始した。世界中の多くの[[航空会社]]に調査を行い、特にその中でも[[ローンチカスタマー]]の[[ユナイテッド航空]]や[[デルタ航空]]、[[アメリカン航空]]、[[日本航空インターナショナル|日本航空]](現[[日本航空インターナショナル]]、以後「日本航空」と略す)、[[全日本空輸]]、[[キャセイパシフィック航空]]、[[カンタス航空]]、[[ブリティッシュ・エアウェイズ]]には機体の設計についても意見を求めた('''[[#ワーキング・トゥゲザー|ワーキング・トゥゲザー]]''')。そして、[[1989年]][[12月8日]]にボーイング社の取締役会の承認を経て正式に新型機「'''767-X'''」として航空会社に提案されることが決まった。
 
[[Image:Boeing 777-200ER cockpit.jpg|thumb|right|250px|777-200ERのコックピット]]
その計画名の通り、当初ボーイング社はこの旅客機を767の派生型として計画しており、[[旅客機のコックピット|コックピット]]も従来の767とあまり変わらないものを考えていた。しかし767の後に作られた747-400の方がより進んだコックピットを有しており、ボーイング機を多数使用してきたユナイテッド航空や全日本空輸などはこの従来の767と変わり映えのしないコックピットを拒否し、747-400スタイルのコックピットにするよう求めた。そのためにボーイング社は747-400のコックピットレイアウトをベースに、さらに最新技術を盛り込んだコックピットを計画した。