「ノート:ジローラモ・フレスコバルディ」の版間の差分

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同一人物さんですか?
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18行目:
 
:いえいえ。私は素人ですが、ここで発言するのに玄人であることを要求されているとは思っていません。あと、[[WP:CIV|ひとをバカ呼ばわりするのも止めてくださいね]]。
:三連符を知っていたかどうかはこの際副次的な問題で、私の主張の核心は、ごルふスキさんが挙げた文献は当該記述の出典としては不適格だということだというのを理解してください。その上で補足すれば、中世に三連符の「概念」はあったかも知れませんが、現代の言葉で言えば3連符と呼べる、というだけで、それをどのようなものとしてとらえていたか、特に記譜法の問題は切り離して考えるべきです。それとも、音符の上に「3」と書いてこれが3連符だよ、というような近代的な記譜法がトレチェンの時代に存在していたということですか?これは、玄人か素人かという問題ではなく、概念とその表現の問題で、完全にではないにせよ区別されるべきものです。さらに、[[対位法]]の記事を見ると、誰が書いたか知りませんが、中世に盛んに用いられた「三連符」はルネサンスには忘れられてしまったとされているので、「中世の音価の概念」を盛期ルネサンスの音楽家たちが「知っていた」のがあたりまえ、とは言えないと思います。だからこそ「世界で最も早く『メトリック・モジュレーション』を記譜した作曲家の1人であり」という文言に疑義を呈しているわけです。記述のように、フレスコバルディの100年ほど前の作曲家ジョスカンも4拍子の中に3拍子系を混在させるような曲をたくさん書いているので、「メトリック・モデュレーション」に相当する概念を知っていた筈で、そういう音楽を実現させるためには何らかの方法でそれを記譜していた筈ですが、それは彼の同時代の自筆譜やファクシミリを詳しく研究しないと「ジョスカンはトリック・モデュレーションを記譜した」とは主張できないような微妙な問題だと思うのです(残念ながら、このジョスカンの話については私は思慮資料へのアクセスと知識が不足していて断定的なことが言えないのですが)。フレスコバルディは、拍子記号の書き換えを現代で言うところの「メトリック・モデュレーション」にあたるものの表象としての記譜だ、と自分で認識していたでしょうか?「現代の用語を用いれば『メトリック・モデュレーション』と呼ばれるものに相当すると解釈できる」というような風に書くならいざ知らず(そのように書くことががフレスコバルディの音楽そのものや、音楽史における位置づけの妥当な理解に導くのか甚だ疑問に思いますが)、現在の本文の記述はそれよりも強い(しかも現代の音楽理論に偏った)主張をしているがゆえに微妙かつコントロバーシャルで、本当の意味で適切な出典が必要だと思います。記述を現在のままに保持するなら'''「フレスコバルディはメトリック・モデュレーションの記譜法を用いた最初の作曲家の一人だ」とずばりそのものが書いてある文献を挙げなければなりません'''。
:あと、すり替えじゃなくて、誤訳は誤訳だし、間違いは間違いとして指摘したまでです。落書きか警句かは確かにどうでもいいのかも知れませんが、訳し間違えたら意味が全然違ってしまうでしょう?フレスコバルディ本人が何語で書いたか、自筆譜で確かめたわけではないので知りませんが、当時でも楽譜印刷物は作曲者の校訂を経ていたはずですし、ラテン語で書いたものがイタリア語に化けてたなんていうことは考えづらくないですか?そもそも、ラテン語とイタリア語の区別がつかない作曲家や出版業者っていうのもいなかったでしょうから。--[[利用者:Pugnari|Pugnari]] 2008年12月23日 (火) 22:10 (UTC)
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