「第84回東京箱根間往復大学駅伝競走」の版間の差分

(概要)
第84回東京箱根間往復大学駅伝競走は前年度シード10校、予選会選出9校、関東学連選抜の合計20チームで行われた。往路1区では前年度優勝校の順天堂大学が遅れる波乱の幕開けとなった。混戦状態で2区中継所に飛び込んだが1区区間賞は城西大学の佐藤直樹が獲得した。2区では山梨学院大学の[[メクボ・ジョブ・モグス]]が6人抜きでチームを先頭に立たせ区間賞を獲得、[[三代直樹]]の持つ区間記録を9年ぶりに23秒更新した。また日本大学の[[ギタウ・ダニエル]]が15人抜きを達成し順天堂大学・中川拓郎(2003年[[第79回東京箱根間往復大学駅伝競走|第79回大会]])の2区ごぼう抜き記録に並んだ。3区では早稲田大学の[[竹澤健介]]が故障を抱えながらも7人抜きの力走を見せた。4区では順位の大きな変動の無いまま進み、山梨学院大が先頭を守っていた。4区区間賞は国士舘大学・阿宗高広が道中最後方のまま1人も抜くことなく、区間記録に4秒と迫る追走で獲得した。5区では先頭山梨学院大学を早稲田大学・駒野亮太と駒澤大学・[[安西秀幸]]が追いかける展開となったが、早大・駒野が[[今井正人]]の区間記録に7秒差の劇走で5人抜きを演じ駒大・安西を振り切って区間賞を獲得、早稲田大学が12年ぶりとなる往路優勝を達成した。2位には1分14秒差で駒澤大学が入り、3位には山梨学院大学、4位には関東学連選抜、中央学院大学と続いた。またこの5区では順天堂大学の走者が追い上げる走りを見せていたが脱水症状を発症し転倒、順大は残り500m地点で無念の途中棄権となった。
 
復路6区では早稲田大学・加藤創大が差を拡げる走りで山を駆け下り区間賞を獲得した。6区終了時点で先頭と2位駒澤大学との差は3分以上に開いた。7区では東海大学の[[佐藤悠基]]が[[武井隆次]]の持つ区間記録を18秒更新し自身3年連続となる区間新記録を樹立、東海大学を3位に押し上げ早稲田大学・駒沢大学を追いかけた。8区では駒澤大学・[[深津卓也]]が早稲田大学との差を2分縮め、差を15秒とする走りで区間賞を獲得した。9区では深津から襷を受けた堺晃一が早稲田大学を逆転し、ここで駒澤大学が先頭に立った。区間賞は駒澤大学・塩川雄也の持つ記録を37秒更新した中央学院大学・篠藤淳が獲得した。最終区10区でも先頭を早稲田大学が追いかける展開は続いたが、駒沢大学がそのまま押し切り3年ぶりとなる総合優勝を果たした。2位には早稲田大学が入り、3位中央学院大学、そして4位に関東学連選抜、5位には亜細亜大学が続いた。10区区間賞は城西大学・永岩義人が獲得した。なお復路では9区で大東文化大学の走者が脱水症状のため、10区では東海大学の走者が踏切に足を取られ故障した後、それぞれ棄権した。第84回大会では往路・復路合わせて3校が無念の棄権となる結果となった。金栗四三杯(MVP)は中央学院大学の篠藤淳が選出された<ref>[http://www.hakone-ekiden.jp/pdf/result_fukuro_84.pdf]</ref>。4位に関東学連選抜が入ったことで、[[第85回東京箱根間往復大学駅伝競走|第85回大会]]は予選会選出の枠が従来より1校増えることとなった<ref>なお、第85回大会は記念大会として23校が本戦出場となり、予選会選出は13校の大学となった。</ref>
 
==成績==
254

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