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寡作で知られ、非常に長期にわたってコラムを連載している『[[本の雑誌]]』誌上では、1987年からずっと、評論『アメリカの夢の機械』の刊行が予告されているが、いまだに発行されていない。
 
また、毎年『本の雑誌』誌上で、自身の前年のSFベスト10を発表しているが、ファンタジー系のレーベルや、[[ライトノベル]]系の作品などにも目配りしており、その射程範囲は非常に広い。少女雑誌『[[りぼん]]』昭和61年(1986([[1986]])8月号に掲載されたばかりの『[[ちびまる子ちゃん]]』(アニメ化は[[1990年]])にも高い評価をすぐに出していた。(多忙な本業の中、洋書を含めてそれだけ多くの本を読めるのは、本を読むスピードが非常に速いせいだという。)
 
なお、1997年3月号の『本の雑誌』において、SFが商業的に成功していない当時の状況へのいらだちから、「ここ十年のSFはみんなクズだ!」と題して[[高橋良平]]と対談し、いわゆる「[[SFクズ論争]]」の口火を切った。