「フォルティ・タワーズ」の版間の差分

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==制作==
====制作までの経緯====
実際のモデルになったホテルは[[トーキー (デヴォン州)|トーキー]]に存在している。宿の名前はグレンイーグルズ(Gleneagles)といい、[[モンティパイソン]]のメンバーが宿泊していた。もちろんその中に[[ジョン・クリーズ]]と[[コニー・ブース]]も宿泊しており、そのオーナーの強烈な印象から作られた。当時オーナーであったドナルド・シンクレア氏(Donald Sinclair)はアメリカ人の[[テリー・ギリアム]]のステーキの食べ方を「イギリスではそんな食べ方しない」とケチをつけ、[[エリック・アイドル]]の外に置いてあった[[スーツケース]]をそのまま外に置きっぱなしにして平然と「爆弾だったらどうする?だから置きっぱなしにしておいた」と言い放ったという。[[ジョン・クリーズ]]はその、ホテルマンにあるまじき強烈な態度に「感激」してフォルティ・タワーズの原案を思い付いたと言う。曰く「今まで僕が会った人物の中で素晴らしく粗暴な人だった」との事。
 
====放送からその後====
フォルティ・タワーズの構想は当初[[英国放送協会|BBC]]の上役にはいい評価を与えられなかった。当時は[[モンティパイソン]]の人気が強く、その延長線を期待していたのだが、全く違う路線に難色を示していたらしい。なんとかクリーズの構想を評価していたプロデューサーの[[ジョン・ハワード・デイヴィス]]の助けで制作案が通った。30分の限られた時間にいろいろなプロットを詰め込むために秒単位、セリフの1行単位で構想が練られてリハーサルにはかなりの時間をかけたらしく、[[1975年]]に放送された。意外かもしれないが、最初の評価は「まあまあ」くらいで、特に最初から人気が出ていたわけではないが、回を重ねるごとに人気は徐々に上がり、1シリーズの終わり頃には大人気となっていた。クリーズは後に「全く新しい何かが受け入れられるには時間がある程度かかるのだろう」と語っている。
 
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==エピソード==
====1シリーズ====
#'''A Touch of Class''':ある日、貴族のマルベリー卿がフォルティ・タワーズに宿泊することになった。高貴な人物の宿泊がホテルのステータスを上げると思い込んだバジルは、他の宿泊客にいつも以上に尊大な態度で接し、マルベリー卿の歓待に執心する。マルベリー卿の直後にやってきたラフな格好の一般人ブラウン氏には他の客以上に無礼な態度であしらおうとする。そんな中、マルベリー氏がバジルに、手持ちのお金が足らなくなったので用立てしてほしいと頼んでくるのだが...
#'''The Builders''':バジルとシヴィルが夫婦で出かけるある日、今まで仕事を半年ほったらかしにしていた内装工のオライリーから電話があって今日来るという。外出を邪魔されたくないバジルはシヴィルに黙ってポリーに留守番をさせて出かけたのだが...
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#'''The Germans''':シヴィルが入院している日にトラブルがあって夫婦そろって入院してしまうバジル。勝手に病院から抜け出したバジルの前にドイツ人の客が現れた。バジルは「戦争の話をするな(Don't mention the war!)」とみなに言っているが...この番組ではクリーズは[[空飛ぶモンティ・パイソン|モンティパイソン]]で人気のあったネタ「[[空飛ぶモンティ・パイソン#演じられた主なコントや登場人物|バカ歩き]]」をする。
 
====2シリーズ====
#'''Communication Problems''':困った客が現れた。リチャーズ夫人はクレームを言うだけ言って(都合の悪い)人の言う事がよく聞こえない難聴、(都合の悪い)モノは見えない近眼。そのリチャーズ夫人がお金を盗まれたとクレームをつけてきた....
#The Psychiatrist
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[[Category:コメディ番組]]
[[Category:イギリスのテレビドラマ]]
 
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[[bn:ফল্টি টাওয়ার্স]]