「アポロ10号」の版間の差分

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このミッションは[[月面着陸|月着陸]]にむけた最終リハーサルであり、スタッフォードとサーナンが乗り組んだ月着陸船(通称「[[スヌーピー]]」)は月面から15.6 km(8.4[[海里|nm]])まで接近した。最終段階を除き、このミッションは着陸が行われるであろうときと正確に同じように宇宙と地上の両方で進行し、アポロの追跡・管制ネットワークの完全な動作が確認された。
 
地球の低軌道を離れてほどなく、S-IVBロケット([[サターンVロケット]]の第3段)から切り離された司令機械船は転回し、まだS-IVBに格納されたまま月着陸船とドッキングした。司令機械船と月着陸船は、月への旅に向けてS-IVBロケットから分離された。月軌道上では、スタッフォードとサーナンが月着陸船で飛行する間、ヤングは司令船
「チャーリー・ブラウン」にとどまった。彼らは月着陸船のレーダーと上昇用エンジンをチェックしたほか、あやまった設定のために誤動作を起こした[[姿勢制御システム]]のトラブルを何とか乗り切り、[[静かの海]]にある[[アポロ11号]]の着陸予定地点を調査した。しかしながら、このミッションにおけるテスト項目には、実際の着陸は含まれていない。また、アポロ10号にはもうひとつの世界初の記録がある。すなわち、宇宙空間からのカラーテレビによる生中継放送である。