「10円メール」の版間の差分

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[[画像:pokettoboard.jpg|thumb|right|270px|'''ポケットボード''' 10円メール用端末]]
'''10円メール'''(じゅうえんメール)株式会社[[NTTドコモ]]が[[携帯電話]]用に開発した[[Eメール]]サービスであり、[[GMOインターネット]]が運営する[[ZERO (インターネットサービスプロバイダ)]](当初マスターネット)が運営を行っているサービスである。携帯電話を使ったメールの送受信が2Kbite2kバイトまで1010円で行えるものである。
 
== 概要 ==
本サービスは[[1997年]][[12月]]よりスタート。メールアドレスの[[ドメイン名]]には「mnx.ne.jp」が使われた。</br>
 
メールアドレスはメールアドレスは @mnx.ne.jp </br>
本サービスの登場以前に、[[ウィルコム|DDIポケット]]の[[Pメール]]、[[日本移動通信|IDO]]の[[プチメール]]などの[[ショートメッセージサービス]](SMS)が既にサービスを開始していたが、これらはいずれも携帯電話・[[PHS]]間でのメールのみが可能なものであり、本サービスは携帯電話と一般の[[インターネット]]メールとのメール送受信が可能なサービスとして当時画期的なサービスだった。
当時本サービスが登場するまで、携帯電話を使ったメールの送受信で10円以下で行えるものはなかった。
 
当時の携帯電話の通信料は16秒10円程度であったが、16秒で携帯電話をパソコン等とつなぎ、ISPに接続し認証を行い、メールサーバを確認し、メールをダウンロードするのは不可能であった。特に認証を行うの時間がネックになっていた。そこで携帯電話の発信者番号通知を元に、携帯電話が[[アクセスポイント]]に着信する前に仮の認証を行い、その後着信をさせ、通常よりも認証の時間を短くするとともに、メールの送受信もセッションが張られる前にサーバ側で準備することにより、12秒以内に2Kバイト(1000文字分)のメールのやりとりができるようになった。サービス当時はパソコンとNTTドコモデータ通信カードを使って行っていたが、その後[[NTTドコモ#オプション製品|モバイルZ]]や[[NTTドコモ#オプション製品|ポケットボード]]といった安価なメール端末の登場により、爆発的なヒットにつながった。現在では[[iモード]]や[[スマートフォン]]のように、携帯電話端末だけでメールのやりとりができるよになったこともあり、2008年2月にサービスが終了した。また法人向けの同様なサービスの機能を載せた[[MMQUBE]]といった商品も開発された。
 
サービス開始当初はパソコンとNTTドコモデータ通信カードを使って行っていたが、その後[[NTTドコモ#オプション製品|モバイルZ]]や[[NTTドコモ#オプション製品|ポケットボード]]といった安価なメール端末の登場により、爆発的なヒットにつながった。
 
現在では[[iモード]]や[[スマートフォン]]のように、携帯電話端末だけでメールのやりとりができるようになったこともあり、2008年2月にサービスが終了した。また法人向けの同様なサービスの機能を載せた[[MMQUBE]]といった商品も開発された。
 
== 外部リンク ==
*[http://www.zero.ad.jp/ ZERO]
 
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{{DEFAULTSORT:しゆうえんめーる}}
[[Category:携帯電話 (NTTドコモ)|じゅうえん]]
[[Category:日本のインターネットサービスプロバイダ|じゅうえん]]
[[Category:パソコン通信|じゅうえん電子メール]]