「マックス・ヘッドルーム」の版間の差分
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物語上ではエディスンの人格のコンピュータ上への再構成ということになっているマックス・ヘッドルームのビジュアルは、そのインパクトから多数のメディアへ再露出し、あるいは引用されたが、テレビドラマとしては必ずしも成功した部類に入らないようだ。
各話には必ず『現在』起きている問題に基づくテーマがある。それを極端化して『20分後の未来』の事件に置き換えて、エディスンその他の人々がクローズアップしてみせる、という手法になっている。テーマはTVによる[[一億総白痴化|総白痴化]]、[[マス
このためビジュアルとしてはポップでパンクであるにもかかわらず、テレビドラマとしてはいささか重い内容である。そのためか、2シーズン目の途中(最終話は制作されたが放映されなかった)で打ち切りになっている。またテレビドラマでありながらテレビ(マスコミ)の行き過ぎを揶揄しているというのもマイナス要因だったかもしれない
マックスのCGは、単純な線でできた立方体の鉄格子のようなものが動き回る中、CGで合成されたことになっているマックスが表情豊かに軽快なおしゃべりをするというものである。このCGは、
この他、主に
エディスン達が活躍する『20分後の未来』は、近未来の荒廃した都市を思わせる。都市部の人々は過密な雑居ビルに住まい(ちなみに作中では、アメリカなのだろうか、この『世界』の人口は3億人ということになっている)、自由を求めて社会保障を捨てた人々は荒れ果てた『外辺』に住んでいることになっている。多くのシーンではスモークが炊かれ荒廃感を演出している。作中で登場する多国籍企業ZIGZAG社の本社はNew Tokyoにあり (会長の名前はチャンである)、東洋の入り混じった西洋になっている。また
決して『きれいで豊かで平和な未来』ではないこのような世界観・ビジュアルの構築には、
人々がテレビに依存し、またものごともテレビを基準として動く社会を演出するために、スラム街である『外辺』でも無造作にTVセットが積み上げられて常に人々はテレビに依存した生活をしている。また世界は数多くのテレビカメラによって常に監視されており、テレビ受像機ですら双方向で視聴者を撮影しているという設定になっている。この設定により、テレビ局内にいるコントロール
作中のハイテク機器は、すべてレトロな雰囲気である。コンピュータの端末はストロークが深い[[タイプライター]]の[[キーボード]]であり
== イギリス版キャスト ==
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