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{{Otheruses|代表的なトピックの説明|[[クラフトワーク]]、[[イエロー・マジック・オーケストラ|YMO]]などの楽曲|テクノ・ポップ}}
 
'''テクノ'''とは、
 
# ギリシャ語。「技術・技巧・芸術」をあらわす単語「テクネ」(希:Techne)を接頭辞として使用する場合、語尾変化し「テクノ~」(希:Techno-)となる。例:テクノクラート、テクノフォビアなど。おもに欧米で学術用語として使用される。国内では理系の企業名に多用される。英語「テクニック」(Technic)の語源。
# テクノポップの略称。詳しくは[[テクノポップ|テクノ・ポップ]]を参照。
# ダンス・ミュージックのテクノのこと。当ページで記述する。
 
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'''テクノ''' (英:''Techno'') とは、アメリカのミシガン州[[デトロイト]]を発祥とする[[エレクトロニック・ダンス・ミュージック]]である。
 
また別の概念として、1978年から1980年初期の日本国内において、主に海外や国内の[[シンセサイザー]]を取り入れた音楽全般、特に[[ニュー・ウェイヴ (音楽)|ニュー・ウェイヴ]]と[[クラフトワーク]]に代表される[[シンセポップ]]もしくは[[エレクトロ・ポップ]]、ヨーロッパの前衛音楽([[プログレッシブ・ロック]])の1部から現代音楽的な[[電子音楽]]そのもの、またはドイツやイタリアのユーロディスコといった[[ディスコ|ディスコ音楽]]など、多岐にわたる音楽ジャンルを[[テクノポップ|テクノ・ポップ]]、ないしはその省略形として「テクノ」とまとめて呼ぶムーブメントがあった<ref>{{Harvnb | 美馬 | 2004 | p=14}}</ref>。それらいわゆる「テクノ」については別項[[テクノポップ|テクノ・ポップ]]を参照すること。
 
== 歴史 ==
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== 日本の国内事情 ==
1993年、日本人アーティストの[[ケン・イシイ]]が学生時代に制作したデモテープがベルギーの有力なレーベル[[R&Sレコーズ|R&S]]に採用される。彼による1994年のヒット曲「EXTRA」は日本発の初めてヒットしたテクノといえる。また1993年から1995年にかけて、日本国内でもテクノやいわゆる[[インテリジェント・ダンス・ミュージック|IDM]]のレーベル活動が始まった。代表的なレーベルとして[[サブライムレコーズ|サブライム・レコーズ]](Sublime Records)、[[フロッグマンレコーズ|フロッグマン・レコーズ]](Frogman Rrecords)、サブボイス(Subvoice)、[[とれまレコード]](TOREMA RECORDS)、サイジジー・レコーズ(Syzygy Records)などが挙げられる。1994年、それに答えるかのように大手レコード会社の[[ソニー・ミュージックエンタテインメント|ソニー・ミュージック]](Sony Music Entertainment (Japan) Inc.)から「ソニーテクノ」と名づけられたプロジェクトによりヨーロッパのテクノのレーベルの音源が大量にライセンスされ国内で販売された。翌年の1995年、今度は出版界から「世界初のテクノ専門雑誌」と銘打たれた「ele-king」という雑誌も発行された。ソニーテクノ、ele-king、ともに1990年末には終息している。このように1990年代前半から1990年代中盤にかけて日本においてテクノの流行が起きた。
 
== テクノに関連した音楽ジャンル ==
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* [[エレクトロ]]
* [[エレクトロニカ]]
* [[エレクトロ・ポップ]]
* [[ガバ (音楽)|ガバ]]
* [[シカゴ・ハウス]]