「給水車」の版間の差分

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==構造==
[[画像:Type73-mizutank.jpg|thumb|200px|側面に給水用蛇口を備える[[3トン半水タンク車]]]]
前述したとおり、自動車としての機能に、水を蓄えるタンク、給水するための機能としてのポンプと蛇口を備えるわけだが、バルブをひねった途端に滝のように水が噴出するようでは、被災者など利用者が持ち寄った[[容器]]に水を分配する用途に向かず(コップを満たすためにバケツをひっくり返すさまを想像してほしい)、逆に蓄えられた水が減ってきた段階で水の出が悪くなると利用し辛い。このため、送水圧を一定にするための機構を備える。また、給水車自身に水を注入する際には、タンク上部から一気に注入するようになっており、このための上部注入口への作業者アクセスのために梯子とステップも設けられている。
 
給水に際しては、車体に直接蛇口が並んでいる(保護のため金属ケースで覆われ移動中は蓋が閉められている)ものから、[[簡易水道]]や[[貯水槽]]に接続するための大型バルブを備えるものがあり、また他の[[設備]]に接続するための[[ホース]]と[[継手]]を備えるものが見られる。消防のためには[[消防車|ポンプ車]]に接続するためのバルブが備えられている。