「春風亭柳枝 (初代)」の版間の差分

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「落語年代記」には『柳の枝に赤い鼻咲く』とあり、大酒のために鼻が赤く酒焼けしていたことが知られる。
 
柳枝は師匠の名・柳橋を襲名する話もあったが断り生涯柳枝の名で通した。[[1862年]]に[[日本橋 (東京都中央区)|日本橋]][[万町]]の柏木で始まった、[[三題噺の会]]の有力メンバーとして参加しているが、いつも手短に噺を纏めるという腕は同連中の一番であった。2、3年後は同連には名はなく後進の[[朝寝坊むらく|3代目朝寝坊むらく]](後の[[三笑亭可楽#4代目|4代目三笑亭可楽]])に道を譲った。
 
当時旗頭であった柳枝は政治的手腕も発揮し門下には[[春風亭柳枝 (2代目)|2代目春風亭柳枝]]、[[談洲楼燕枝 (初代)|初代談洲楼燕枝]]、[[柳家小さん|初代春風亭小さん]](後の[[朝寝坊むらく#4代目|4代目朝寝坊むらく]])等がおり、[[柳派]]の基に大きな影響をもたらした。