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3.のホールド力の養成は、直径の太いバーベルやダンベルの保持が適している。
 
本格的に握力を鍛えるには、特定の部位の筋力を強化しようと思ったら逆方向の力も強くするというウエイトトレーニングの原則にのっとり、握る力同様に、4.の拮抗筋=ものを開く力を鍛えることが望ましい。ものを開く力というのは実際には役に立たない場合がほとんどではあるが筋力のバランスをとる結果、怪我の防止にもつながる。
 
いずれの力を養成するにも、自身の限界に近い重量を選択する必要がある。
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*その他物を掴む動作の出来ない動物--0kgw
 
:動物との比較に当たって、物を掴むという動作が出来ない動物は握力は無いものとなる。そのため昆虫やカタツムリ等の四肢の発達が不完全なものやイヌやネコ、ウマなど四肢が物を掴むのに適さない形状に進化した動物は必然的に握力は0kgwとなる。ヒトと比較すると、他の類人猿は常に木登り、木をつかむ行動が格段に多いため、握力は非常に発達する。また、その行動だけでなく、筋肉の構造自体がヒトと根本的に違うのも大きい。ヒトの発達した前腕よりも、チンパンジーの細い腕の方がはるかに力があるのはそのため。ニホンザルの握力は一見弱そうだが、ニホンザルの体重は10kg強なので、体重比で見ると強い方である。しかし具体的な測定がされているわけではなく、実際のところ詳細は不明である。また、足指でも物をつかんだり、木をピンチグリップで握ることもできる。
 
:ゴリラに関しても諸説が色々あり、握力は正確には不明。150kgの巨体ながら、片手二本指で平気に木にぶら下がれるのを考慮すると、かなりあると思われる。