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:動物との比較に当たって、物を掴むという動作が出来ない動物は握力は無いものとなる。そのため昆虫やカタツムリ等の四肢の発達が不完全なものやイヌやネコ、ウマなど四肢が物を掴むのに適さない形状に進化した動物は必然的に握力は0kgwとなる。ヒトと比較すると、他の類人猿は常に木登り、木をつかむ行動が格段に多いため、握力は非常に発達する。また、その行動だけでなく、筋肉の構造自体がヒトと根本的に違うのも大きい。ヒトの発達した前腕よりも、チンパンジーの細い腕の方がはるかに力があるのはそのため。ニホンザルの握力は一見弱そうだが、ニホンザルの体重は10kg強なので、体重比で見ると強い方である。しかし、具体的な測定がされているわけではなく、実際のところ詳細は不明である。また、足指でも物をつかんだり、木をピンチグリップで握ることもできる。
 
:ゴリラに関しても諸説が色々あり、握力は正確には不明。150kg前後の巨体でありながら、片手二本指で平気に木にぶら下がれることを考慮すると、かなりの握力があると思われる。
 
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