「AML装甲車」の版間の差分
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'''AML装甲車'''([[フランス語]]:{{lang|fr|l’AutoMitrailleuse Légère}})は、フランスの[[パナール]]([[:fr:Panhard|Panhard]])社で設計された4輪
==開発と概要==
1950年代、[[フランス軍]]は偵察任務にイギリス製の[[フェレット (装甲車)|フェレット装甲車]]を装備していたが、機関銃1挺のみという貧弱な武装ゆえに[[偵察|威力偵察]]を行うのに難点が多かったため独自に偵察用装甲車の開発を行うことを決定し、パナール社は1960年にAML装甲車の開発を開始した。
AML装甲車はフランス軍に制式採用された上に、輸出においても30カ国以上で4,000両以上が導入されるという大成功を収めた。さらに、[[南アフリカ]]で[[:en:Eland Mk7|Eland 60/90]]として1,300両が[[ライセンス フランス軍では[[EBR装甲車]]よりも小型軽量である点を買われて空挺部隊や山岳部隊、海外駐屯部隊などに配備されていたが、1970年代末から新型の[[ERC 90装甲車|ERC 90 Sagaie]]に更新されて退役した。
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==運用国==
*[[ヨーロッパ]]
[[フランス]]、[[アイルランド]]、[[スペイン]]、[[ボスニア・ヘルツェゴビナ]]、[[ポルトガル]]
*[[中央アメリカ|中央]]・[[南アメリカ]]
[[アルゼンチン]]、[[エクアドル]]、[[エルサルバドル]]、[[メキシコ]]、[[ベネズエラ]]
*[[アジア]]地域
[[バーレーン]]、[[イラク]]、[[サウジアラビア]]、[[アラブ
*[[アフリカ]]
[[エジプト]]、[[チュニジア]]、[[アルジェリア]]、[[モロッコ]]、[[ベニン]]、[[ブルキナファソ]]、[[ブルンジ]]、[[チャド]]、[[コートジボワール]]、[[ジブチ]]、[[ガボン]]、[[ケニア]]、[[レソト]]、[[マラウイ]]、[[モーリタニア]]、[[ナイジェリア]]、[[ルワンダ]]、[[セネガル]]、[[ソマリア]]、[[南アフリカ]]、[[スーダン]]、[[トーゴ]]、ローデシア([[ジンバブエ]])
==実戦投入==
AML 60/90は、以下の戦争や地域紛争で実戦投入された。
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{{DEFAULTSORT:AML}}
[[Category:装甲車]]
[[Category:装輪装甲車]]
[[Category:フランスの装甲戦闘車両]]
[[Category:パナールの車種]]
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