「離散数学」の版間の差分

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ということについてである。
 
グラフ理論は、(大まかに言うと)[[]][[]]の数学である。頂点(点)とそれらの接続([[]])を調べるという単純な考え方が基本となるが、現在、とても勢いのある分野へとなった。グラフ理論の中の多くの問題は、組合せ論に関係がある。例えば、グラフで2頂点の間の路に関する問題がある。この問題は、
* 路は存在するか?
* どれくらいの数の路があるか?
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ということになる。他にも[[グラフ彩色|グラフの彩色]]に関する問題など組合せ論との関りは深い。
 
他には、学校教育の中で教えられているものには[[行列]][[集合]][[順列]][[組合せ]][[論理]][[証明]][[帰納法]][[漸化式]][[数列]]などがある。それ以外にも、経済や産業の分野で応用されているものに[[ゲーム理論]]、[[マルコフ連鎖]]、[[投票理論]]、[[ビンパッキング問題]]、[[記号論]]などがある。
 
== 離散数学で使われる解決方法 ==
 
離散数学でよく使われる共通の問題解決法がある。それは[[アルゴリズム]]による解決法である。問題の構造をアルゴリズムに置換え、分析することで問題を解決する。アルゴリズムの理論は帰納的な考えを含む。つまり、アルゴリズムの理論自体も離散数学の一角を成しているといえる。アルゴリズムの理論の対象を成すのが実証論である。実証論は整数論や[[トポロジー]]などの伝統的な数学の顕著な特徴を持っている。数学的には実証論的な証明の方が綺麗だといわれる。
 
==関連項目==