「恒星風」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Nallimbot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: da:Stjernevind
編集の要約なし
1行目:
'''恒星風'''(こうせいふう)あるいは単に'''星風'''(せいふう)とは、[[恒星]]表面から吹き出すガスの流れのことである。
 
恒星は自分自身の[[重力]]によってガスを保持している。しかし表面でガスの圧力や輻射圧(光圧)、磁気的な圧力などが高くなることによって一部のガスが重力を振り切って恒星から放出される。
しかし表面でガスの圧力や輻射圧(光圧)、磁気的な圧力などが高くなることによって一部のガスが重力を振り切って恒星から放出される。
 
太陽からも[[太陽風]]という形で常時ガスが放出されており、[[太陽フレア]]の際には太陽風の速度が上昇する。
8 ⟶ 7行目:
[[おうし座T型星]]においては、[[主系列星]]に移行する途中のある時期に急激に恒星風が強くなり周囲のガスを吹き飛ばすと考えられている。
 
[[赤色巨星]]の表面においては重力が弱いために容易にガスが放出される。そのため赤色巨星が恒星風として放出する質量は太陽よりも数万倍も多い
そのため赤色巨星が恒星風として放出する質量は太陽よりも数万倍も多い。
 
また大質量星においては星の表面が高温であるためガスの圧力や輻射圧が高く恒星風が強い。このような星が恒星風によって水素の外層を失ったと考えられるのが[[ウォルフ・ライエ星]]である
このような星が恒星風によって水素の外層を失ったと考えられるのが[[ウォルフ・ライエ星]]である。
 
== 関連項目 ==
* [[宇宙ジェット|ジェット]]
 
[[category{{DEFAULTSORT:恒星|こうせいふう]]}}
[[category:恒星]]
{{astro-stub|こうせ}}
[[category:天文学に関する記事]]
{{astro-stub|こうせ}}
 
[[ca:Vent estel·lar]]