「ホルスト・ブッフホルツ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
47行目:
'''ホルスト・ブッフホルツ'''('''Horst Buchholz''', [[1933年]][[12月4日]] - [[2003年]][[3月3日]])は[[ベルリン]]出身の[[ドイツ]]の[[俳優]]。'''ホルスト・ブーフホルツ'''とも表記されている。日本では[[黒澤明]]監督の映画『[[七人の侍]]』を[[ハリウッド]]で[[リメイク]]した映画『[[荒野の七人]]』(1960年)で広く知られている。戦後[[ドイツ映画]]界が産んだ国際俳優の1人。
 
15歳で初舞台に立ち、舞台とラジオで活躍した後、1952年に映画デビュー。1950年代には「ドイツの[[ジェームス・ディーン]]」と呼ばれ、人気を博した。1955年、東西ドイツ分裂の悲劇を描いた『[[雨の夜の銃声]]』で[[ドイツ映画賞]]を受賞。1957年に出演した旧西ドイツ映画『''Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull''』(日本未公開。英語題名は『''The Confessions Of Felix Krull''』)は第15回[[ゴールデングローブ賞 外国語映画賞]]を受賞。1960年代にはハリウッドに進出し、一躍国際的に名が知られるようになった。1961年の映画『ファニー』は[[第34回アカデミー賞]]で[[アカデミー作品賞|作品賞]]など各賞にノミネートされている。舞台でも[[ブロードウェイ]]に招かれ、1959年の[[シドニー=ガブリエル・コレット]]原作『Chéri』、1963年の『Andorra』に出演。1970年代からは主にテレビ映画やドイツ映画に出演し、1984年の映画『''Wenn ich mich fürchte''』(日本未公開)で[[ドイツ映画賞]]主演男優賞を受賞
 
1991年のハリウッド映画『[[エイセス/大空の誓い|エイセス/大空の誓い アイアンイーグルIII]]』では[[JJサニー千葉|千葉真一]]と共演している。1990年代には他に、[[ヴィム・ヴェンダース]]監督の映画『[[時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!]]』(1993年)や[[アカデミー外国語映画賞]]を受賞した[[ロベルト・ベニーニ]]監督&主演の映画『[[ライフ・イズ・ビューティフル]]』(1998年)などにも出演し、往年の名優としての貫禄を見せた。