「エナンティオルニス類」の版間の差分

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なお、真鳥類では[[肩帯]]に開いた飛翔筋の[[腱]]が通る孔は[[烏口骨]]が主となるが、エナンティオルニス類では[[肩甲骨]]が主となって構成されている。また、真鳥類では中足骨の癒合は遠位部(先端側)から始まるが、エナンティオルニス類では逆に近位部(根本側)から始まる。これらの特徴からエナンティオルニス類は現生鳥類とは別の系統の鳥類であると判断されている。
 
特に、上記の中足骨の特徴は名称(Enantiornithes:έν-αντίος = 逆の・όρνις = 鳥)の由来ともなっており、英名・和名ともにこれに因む。またこのことから[['''サカアシチョウ''']]という和名を与えられている場合もある。
 
エナンティオルニス類は[[白亜紀]]に出現し世界広く繁栄したが、白亜紀末期に[[恐竜]]の絶滅と相前後して絶滅した。エナンティオルニス類は白亜紀の鳥類の主要部分を占めており、多様性を持ちいくつかの目に分かれていた。