「シンクロナイズドスケーティング」の版間の差分

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{{出典の明記}}
{{独自研究}}
[[Image:Marigold IceUnity.jpg|thumb|300px|Marigold IceUnity]]
'''シンクロナイズド・スケーティング'''(Synchronized skating)は、[[フィギュアスケート]]の一種で氷上における[[シンクロナイズドスイミング|シンクロ]]競技にあたる。[[シングルスケーティング|男子シングル]]、[[シングルスケーティング|女子シングル]]、[[ペアスケーティング|ペア]]、[[アイスダンス]]に続く新たな競技として生まれた。
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2007年現在に至るまで、勧誘するものの選手が十分には集まらない状況を打破してはいない。チーム運営が縮小均衡していることは否めない。しかし、チームの平均級は確実にあがっており、現在5.2級である。7級所持者が6名所属している。世界を狙うというスタンツは今も変わってはいない。
監督やマネージャーといったスタッフは、代々ボランティア体制で成り立ってきており、卒業生や知り合いの方々の好意に助けられる形で東京女子体育大学クラブは運営されてきた。現在コーチ不在の中、選手たちがプロモーション活動も含めチームを運営している。
 
[http://ameblo.jp/sys/ ブログ]
 
==== 神宮外苑スケートリンク シンクロクラブチーム 「神宮IceMessengers」====
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2006年全日本シンクロナイズド・スケーティング選手権大会では、東京女子体育大学クラブを制して優勝の座を奪い取り、世界選手権に出場した。しかし翌年には再び奪回されてしまう。
 
[http://www.geocities.jp/icemessengers/ チームのHP]
[http://www.jisin-blog2.jp/sys/ ブログ]
 
==== 関西シンクロLOVERS ====
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2008年初夏に、スウェーデンで活躍していた金メダリストの星野有衣子が現役引退を期に日本に帰国し、早稲田大学の教授らとともに設立された。シニアチーム、Team GRACEが川越を中心に練習を始めている。
 
[http://www.japansynchro.jp/ クラブHP]
[http://www.japansynchro.jp/grace/ チームHP]
[http://ameblo.jp/team-yuiko チームブログ]
[http://www.plus-blog.sportsnavi.com/yuiko117 コーチブログ]
 
=== 参加国 ===
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==== JUDGES DETAILS PER TEAM ====
JUDGES DETAILS PER TEAMとは、SP、FSそれぞれに1つずつ与えられる採点詳細表。総合点を見ることで順位を知ることは出来るが、JUDGES DETAILS PER TEAMを読むことで何故その点数が与えられたのかを知ることが出来る。旧採点では採点規準が不明瞭であるという印象が大きかったが、採点ルールの知識とそれなりの経験さえあれば誰でも見定めることの出来る、客観的判断によって定まる実行内容に対し、スケートの知識の豊富なジャッジ団によってそれらの実行内容の出来が評価される、という発想に基づく新たな採点システムは、一先ずは観るものを納得させることに成功したといえるだろう。また、旧採点であれば特定の持ち味を持っていれば世界で勝負することができたが、現行のシステムにおいてはあらゆる技術を満遍なく評価対象とするため、競技者の能力を多方面に発揮させる結果となりつつある。
 
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次のJUDGES DETAILS PER TEAM は2006年世界シンクロナイズド・スケーティング選手権大会の際のもので、SPにおける日本チームの最終結果表。左端の数字が順位で、この時日本チームのSPは11位、得点は40.96。
 
図 2 2006年世界シンクロナイズド・スケーティング選手権大会 SP 日本
(図を見るには下のURLをクリック)
http://sports.geocities.jp/sys_system2006/zu2.jpg
 
チームのSPにおける得点であるTotal Segment Scoreは、3つの点数を足し合わせることによって定まる。
 
1つ目は、TSとTCが判断した演技における実行内容とその実行内容の出来をジャッジが判断することによって与えられるGOEを総合したTotal Element Score。旧採点で言う技術点に相当する。
 
2つ目は、ジャッジが判定するProgram Componentsである。旧採点で言う芸術点に相当する。
 
3つ目は、レフェリーやTS、TCの判断した減点内容。
 
図 3 プロトコルの見方①
http://sports.geocities.jp/sys_system2006/zu3.jpg
 
これら3つの点数がはじき出された根拠を詳述するのが、下段に羅列された数値。図4の中央の赤い枠にあるのがTotal Element Scoreであり、枠内右下の21.59です。太字でProgram Componentsとある緑の枠の右下の19.37がTotal Program Components Score(factored)である。一番下の青枠のDeductionsがTS、TC、レフェリーによって与えられる違反などによる減点。
 
図 4 プロトコルの見方②
http://sports.geocities.jp/sys_system2006/zu4.jpg
 
==== Total Element Score ====
Total Element Scoreは、TS、TCが実際に実行されたと見定めた要素各々に対し、要素の難易度に対応したBase Valueとジャッジの見定めた要素の出来具合であるGOEを足した値を算出し、それらすべての値を足すことによって与えられる。実際に実行されたと見定められた要素というのは、表の対応部分の一番左側にある数字の横にある記号によって表現される。図5を解説すると、1つ目に行われた要素はW3+s1、2つ目に行われた要素はW3+s1、3つ目に行われた要素はMF+fm3+fm3+fm3、…、8つ目に行われた要素はNHS2となる。
 
図 5 プロトコルの見方③
(図を見るには下のリンクをクリック)
http://sports.geocities.jp/sys_system2006/zu5.jpg
 
==== 要素の難易度レベル ====
ローマ字の大文字で表現される先頭の記号は、要素の略記号。Wはウィール、MFはムーブス・イン・ザ・フィールド、SPはスピン、Bはブロックといったように、要素の頭文字が使用されている。略記号の後の数値は、要素の難易度レベル。隊形によって難易度レベルが変化する。例えばサークルであれば、1個の円や互いに逆回りをする2重円が一番難しいレベル3のサークルとされ、2個円や同じ回転方向の2重円はレベル2のサークルとされる。数値は大きい方が高レベル。ブロックでは、隊形変化の回数がレベルの難しさの基準となる。1回の隊形変化でレベルが1つがる仕組みになっている。これらのレベルは、毎年国際スケート連盟が発行するISU Commun icationという文書の中で新たに発表される。インターネット上でも公開されるので誰でも見ることが可能。
 
==== Additional Feature ====
プラス記号の後に続く小文字はAdditional Featureと呼ばれる要素の評価レベルを上げる付加的要因の略称。sはステップ・シークエンスと呼ばれる連続したステップを指し、trはウィールやサークルの移動、cdはウィールやサークルの回転方向変化、pivはラインやブロックにおける面変化、piはインターセクション中に行われるステップや動作を指しており、後ろに続く数値が大きいほどレベルが高くなる。
 
例えば、7つ目の要素はI3+pi4だが、レベル3のインターセクションがレベル4の通り抜け動作によって実行されたと読むことが出来る。
 
==== ウィールやサークルの移動 ====
図 6  tr(traveling)の説明:ウィールやサークルの移動
http://sports.geocities.jp/sys_system2006/zu6.jpg
 
青枠をスケートリンクとしたら、サークルの隊形と回転を保ちながら移動していく。全員が滑りながら移動するパターンと、一点を中心に移動するパターンがあり、前者のほうが高レベルだとされてる。ウィールも同様に隊形と回転を保ちながら移動する。
 
==== ウィールやサークルの回転方向変化 ====
 
図 7  cd(change of direction)の説明:ウィールやサークルの回転方向変化
http://sports.geocities.jp/sys_system2006/zu7.jpg
 
図は、ウィール中でも最も難しい3 parallel wheel だが、中心点を中心としないで回転する2本のラインがあるため、この隊形を保ちつつ逆回転に変える回転方向変化をスムーズに行うには、シングル的なスケートの技術以外の能力が要求される。
 
==== ブロックやラインの面変化(ピボッティング)====
図 8  piv(pivoting)の説明:ブロックやラインの面変化(ピボッティング)
http://sports.geocities.jp/sys_system2006/zu8.jpg
 
ラインやブロックなどの面を90度以上変化させるものをピボッティングと呼ぶ。ラインを保ちつつこのような動きをする際には、全員が同じ振り付けをしていると見せかけながらも異なる動きをこなすことになる。先頭のスピードや引っ張り、尻尾のスピードの抑え方や列の押し方、ラインの中央にいる選手たちの保つ絶妙な角度がラインやブロックでのピボッティングを可能にする。
 
 
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== 海外で活躍する(していた)日本人選手 ==
=== 内田絢子(うちだ あやこ)===
*1986年1月4日生まれ
*ブルータグ所属
*[http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_ayako/ スポーツナビ・ブログ]
 
 
=== 星野有衣子(ほしの ゆいこ) ===
1983年1月17日生まれ
世界選手権、優勝常連チーム、Team Surprise に2005年から4年間所属。
日本人で初のメダル保持者。
[http://www.plus-blog.sportsnavi.com/yuiko117 スポーツナビ・ブログ]
 
== 関連項目 ==
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*[http://www.geocities.jp/icemessengers/ 神宮シンクロナイズドスケーティングチーム]
*[http://www.japansynchro.jp/grace/ 日本シンクロナイズドスケーティングクラブ]
*[http://ameblo.jp/sys/ 東京女子体育大学クラブブログ]
*[http://www.geocities.jp/icemessengers/ チームの神宮IceMessengers HP]
*[http://www.jisin-blog2.jp/sys/ 神宮IceMessengersブログ]
*[http://www.japansynchro.jp/ 日本シンクロナイズドスケーティングクラブHP]
*[http://www.japansynchro.jp/grace/ Team クラブHPGRACEHP]
*[http://ameblo.jp/sys/team-yuiko Team GRACEブログ]
 
{{フィギュアスケート}}