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== 機体の性能 ==
=== RQ-8A ===
[[File:Fire Scout unmanned helicopter crop.jpg|thumb|250px|left|ナッシュビルに着艦を行うRQ-8A]]
アメリカ海軍は[[RQ-2 パイオニア]]の退役後、その後継となる第2世代の[[無人航空機]]を探し始めた。海軍がパイオニアの後継機に求めたスペックは[[垂直離着陸機]]であり90kgのペイロード、200kmの航続距離、高度6kmで3時間の滞空、風速46km/h (29mph)の条件下で艦艇に着艦する能力および整備間隔が190飛行時間であることだった。
 
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ファイアスカウトには機首下部に電子光学および[[赤外線]](EO/IR)カメラとレーザー距離測定装置を搭載したセンサーボールターレットが搭載されていた。これは海軍の艦艇や[[アメリカ海兵隊]]の[[ハンヴィー]]に搭載された操縦システムから280km離れた見通し線外においても[[RQ-4|RQ-4 グローバルホーク]]との[[データリンク]]を通じて制御することが可能であった。
 
[[File:Fire Scout unmanned helicopter crop.jpg|thumb|250px|left|ナッシュビルに着艦を行うRQ-8A]]
[[2006年]]1月、RQ-8A ファイアスカウトは航行する[[クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦]]「[[ナッシュビル (ドック型輸送揚陸艦)|ナッシュビル]]」に着艦することに成功した。無人ヘリがパイロットの制御無しで移動するアメリカ海軍の艦船に着艦したのはこれが史上初めてであった。
 
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また、MQ-8Bは武装の搭載が可能なスタブウィングを装備しており、[[ヘルファイア (ミサイル)|ヘルファイア]][[対戦車ミサイル]]、ヴァイパーストライク[[誘導爆弾]]、APKWS70mmレーザー誘導ロケット弾を搭載して対地攻撃を行うことができる。
[[Image:MQ-8B Fire Scout.jpeg|thumb|[[:en:Royal International Air Tattoo|RIAT]]で展示されるMQ-8B ファイアスカウト]]
 
ファイアスカウトはセンサー類を交換することでさまざまな任務に対応できるように設計されており、昼夜(day/night)両用センサーおよびレーザー目標指示器、TSARおよび移動目標インジケーター (MTI)、SIGINTモジュール、目標捕捉[[地雷]]原検出システム(ASTAMIDS)、戦術指令データリンク(TCDL)などを搭載できる。
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== 運用者 ==
[[Image:RQ-8A Fire Scout.jpg|thumb|250px|離陸するRQ-8A]]
;{{USA}}
* [[アメリカ陸軍]]
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== スペック ==
[[Image:RQ-8A Fire Scout.jpg|thumb|250px|離陸するRQ-8A]]
* '''乗員:''' 無し
* '''全長:''' 22.87 ft(7m)