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[[Image:Ekman meter.jpg|thumb|180px|left|エクマン流速計]]
 
直接測流とは特殊な装置、器具を実際に海洋に固定させて、あるいは浮遊させて流速を測る方法である。直接法には'''オイラー法'''と'''ラグランジュ法'''(共に観測方法を考案した学者名)があり、オイラー法は流速計をある場所に固定して流れを測るもので、流れの強さは[[プロペラ]]の回転数や[[トルク]]、[[板]]・[[膜]]にかかる[[水圧]]、[[ワイヤー]]を張った時の抵抗による傾き、[[ドップラー効果]]による[[音速]]変化などを利用して測る。ラグランジュ法は物体を浮かべて海水の移動を追跡する方法で、船自体の流され方から流速や流向を知ったり、[[海流瓶]]を流す方法(中に[[手紙]]を入れ、その[[瓶]]を拾い上げた人に日時と位置を書いて送ってもらうよう依頼する。日本での最も大規模なものは[[和田雄治]]の[[1913年]]から[[1917年]]の13357本。[[和田雄治]]を参照。)などは昔から行われてきた。現在では漂流[[海洋気象ブイ#漂流型|漂流ブイ]]に発信装置を付け、電気信号を追跡する手法が多く採られる([[ARGO計画]]参照)。ブイの[[密度]]を調整すれば海の表層だけでなくある程度の深さの流れのようすも追跡することができる。
 
=== 間接測流 ===