「パイ中間子」の版間の差分

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[[セシル・パウエル]]の率いるチームが、[[1947年]]に実験によって電荷を持つパイ中間子を発見した。
 
この時代にはまだパイ中間子を生成できるほど高エネルギーの[[粒子加速器]]が存在していなかった。そのため、チームは代りに感光版を設置した観測気球を宇宙からの放射線([[宇宙線]])を受ける高度まで上げ、気球を回収後、顕微鏡による検査で電荷を持つパイ中間子の軌道を発見した。
 
これらの業績から、[[1949年]]に湯川秀樹および[[1950年]]にセシル・パウエルが[[ノーベル物理学賞]]を受賞した。