「アブサン」の版間の差分

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元々は[[スイス]]の[[ヴェルト・トラ・ヴェル]]で作られていた[[ニガヨモギ]]を原料とした薬を医師[[ピエール・オーディナーレ]]が[[蒸留]]を応用し独自の処方を発案、彼はその製法を1797年に[[アンリ・ルイ・ペルノー]]に売却。ペルノーが商品化した。特に、[[19世紀]][[フランス]]の[[芸術家]]達によって愛飲され、作品の題材とされた。
 
安価なアルコールだったために多数の中毒者・犯罪者を出した事でも知られる。アブサン中毒で身を滅ぼした有名人としては、詩人[[ポール・ヴェルレーヌ|ヴェルレーヌ]]や画家[[アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック|ロートレック]][[フィンセント・ファン・ゴッホ|ゴッホ]]がる。
 
=== 禁止 ===
[[ニガヨモギ]]の香味成分である[[ツジョン|ツヨン]]により[[幻覚]]等の[[向精神作用]]が引き起こされるとされ(現在ではツヨンが原因によるアブサン中毒は疑問視されている)、1898年にベルギーの植民地であった[[コンゴ自由国]]で禁止されたのに始まり、20世紀初頭にはスイス・ドイツ・アメリカなどでアブサンの製造・流通・販売は禁止された<ref>{{cite web | url = http://www.iht.com/articles/2004/11/27/wbdrink_ed3_.php | title = Fans of absinthe party like it’s 1899 | publisher = [[International Herald Tribune]] | first = Doreen | last = Carvajal | date = 2004-11-27 | accessdate = 2008-11-21}}</ref>。
 
このため、ニガヨモギを用いないアブサンの代替品として、[[パスティス]]({{lang-fr-short|se pastiser}}  似せる、を由来とする)が製造された。販売を目的としない小規模な製造に付いてはほとんど取り締まりがなかったため、フランス・スイス等を中心とする欧州の各地に自家用のアブサン[[醸造家]]が存在した。
 
一方、[[スペイン]]など禁止されていない国もあった。日本でも[[ニガヨモギ]]抽出物が[[食品添加物]]([[既存添加物]])として使用が許可されていたため、ペルノーが一般的な流通ルートで輸入されており、[[サントリー]]などの国産品もあり、洋酒販売店や[[バー (酒場)|バー]]においてはそれほど珍しい酒ではなかった。
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* [http://www.absinthe.jp/absinthe2.htm BAR BREADLINE(蓮根アブサン協会)]
 
{{Template:アルコール飲料}}
 
{{DEFAULTSORT:あふさん}}