「オオソリハシシギ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Loveless (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: ms:Burung Kedidi Ekor Berjalur
Miepenpen (会話 | 投稿記録)
形態、生態の加筆、参考文献の追加
12行目:
'''オオソリハシシギ'''(大反嘴鴫、学名:''Limosa lapponica'')は、[[チドリ目]][[シギ科]]に分類される[[鳥類]]の一種。
 
そのの由来は、大きく反り返ったクチバシから。
 
== 分布 ==
ユーラシア大陸北部からアラスカ西部の北極圏で繁殖し、冬季は、ヨーロッパ西北部からアフリカ、西南アジア、東南アジア、オーストラリアの沿岸部に渡り越冬する。
 
日本へは[[旅鳥]]として春と秋に全国に渡来する。
 
== 形態 ==
全長約39cm。翼開長は70-80cm。雌の方が、やや体が大きい。嘴は長く上に反っており、基部は桃色で先にいくほど黒くなる。足は黒くて比較的長い。
全長約39cm。
 
成鳥夏羽雄は、顔から腹にかけての体の下面が赤褐色である。体の上面は黒褐色の軸斑に、白と赤褐色の斑がある。下尾筒は白い。成鳥夏羽雌は、体全体の赤褐色みが薄い。成鳥冬羽は雌雄とも、体の上面は灰褐色で、顔から胸にかけては淡い褐色である。体の下面は白い。
 
== 生態 ==
渡りの時非繁殖期は干潟や河口の砂州、砂浜に生息する。内陸部で観察されることはまれである。非繁殖期には群れを形成して生活している。繁殖期には、ツンドラや湿地に生息する。
 
[[甲殻類]]、[[ゴカイ]]、貝類、[[昆虫類]]を捕食する。
 
繁殖期は6-7月で、地上の窪みに枯れ草などを敷いて営巣する。産卵数は普通4卵で、抱卵日数は19-21日。普通は雌が抱卵する。
 
「ケッ ケッ ケッ」と鳴く。
39 ⟶ 45行目:
 
{{commons|Limosa lapponica}}
 
== 参考文献 ==
* 叶内拓哉『 山渓ハンディ図鑑7 日本の野鳥』、[[山と渓谷社]] [[1998年]]
* 真木広造他 『日本の野鳥590』、[[平凡社]]、[[2000年]]
* 桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、[[文一総合出版]]、[[2000年]]
 
 
== 関連項目 ==
46 ⟶ 58行目:
[[Category:シギ科]]
[[Category:日本の旅鳥]]
 
{{Bird-stub}}
 
[[bg:Пъстроопашат крайбрежен бекас]]