「ヤーコン」の版間の差分

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日本に最初に導入されたのは、[[1970年代]]に南米から[[朝鮮民主主義人民共和国]]を経由したものであったが、定着しなかった。その後、[[1985年]]に[[ニュージーランド]]で栽培されていたものが1万株輸入され、現在日本で栽培されているものはこれから増殖されたものである。最近、この苗の原種は[[ペルー]]から無断で持ち出されたものであるとして、各所にペルー政府から警告書が届いている。
 
食用としての伝統は日本では浅いため、食材そのものとしてよりも、豊富に含まれるフラクトオリゴ糖の整腸作用や作用メカニズム不明の血糖値抑制効果などの健康に対する効果が注目され、一種の[[機能性食品]]として受容されている傾向が強い。日本での栽培普及の過程も、[[茨城大学]][[農学部]]の月橋輝男らの研究グループの、機能性食品としての研究活動と深く結びついている。いくつかの地方では、農村の地域おこしのための特産品として商品化の努力が行われて、茨城大学農学部の所在地である茨城県阿見町では、平成11年より「あみだいち(ヤーコンマドレーヌ)」、「あみそだち(ヤーコンブッセ)」、「ヤーコン健康まんじゅう」「ヤーコンリーフサブレ」、「ヤーコンパウンドケーキ」、「ヤーコンかき揚げそば」「ヤーコンかき揚げ丼」などが販売されているほか、[[北海道]][[置戸町]]では発泡酒「ヤーコンドラフト」の製品化に成功し、販売中である。また[[大阪府]][[豊能町]]でもヤーコンの特産計画が進められている。[[つくば市]]では、お湯で戻して使う乾燥ヤーコンや水出しヤーコン茶などの製品化に成功し、販売中である。
 
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