「西田典之」の版間の差分

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== 学説 ==
その刑法学説は、師である平野と同じく[[結果無価値論]]を基本とする。出世作は、後掲『[[共犯と身分]]』である。この点に関し、判例は、刑法65条1項を[[真正身分犯]]についての規定、2項を[[不真正身分犯]]についての規定と解していたが、平野は真正身分は違法身分であるから連帯的に作用し、不真正身分犯は責任身分であるから個別的に作用すると解していた。これに対し、西田は、真正身分、不真正身分の区別を不合理と批判した上で、平野説を徹底させ、1項を違法身分についての規定、2項を責任身分について規定として理論的に整理し直した。
 
==略歴 ==
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== 主著 ==
* 『[[共犯と身分]]』(成文堂、1982年)
* 『共犯と身分(新版)』(成文堂、2003年)
* 『判例刑法総論 第4版』(共著)(有斐閣、2006年)