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現在の[[最上地方]]全域と、[[北村山郡]]、[[西村山郡]]の一部を[[知行地]]として領していた。うち、北村山郡、西村山郡は、現[[大石田町]]以南[[河北町]]谷地以北であり、2万石に相当した。現村山市岩野を境として、上谷地郷と下谷地郷に分け、上谷地郷は大石田に横山番所、下谷地郷は谷地に北口番所を置き、[[代官]]を派遣して治めた。
 
最上郡内では、舟形、笹森、及位に口留番所、堀内と古口に船番所があり、他国への抜け荷を監視していた。領内では、舟形、新庄、金山、及位、清水、古口が[[宿場]]であり、このうち、金山と清水に[[本陣]]が置かれた。
 
== 脚注 ==